IELTSライティングで大事なのは文字数より最後まで書くこと


IELTSのライティングはTask1が150ワード以上、Task2が250ワード以上と必要な単語数が決められており、語数が足りないとペナルティを受けます。

このペナルティがどれほどのものなのか、明確な資料はありません。

私がIELTSを受けたとき、ライティングのTask1でワード数が規定に満たなかったので、大きく減点あるいは採点すらされないのではと不安だったのですが、スコアは6.5でした。

ライティングで大切なのは結論まで書くことだということを実感したので、そのことについて書きたいと思います。

IELTSのライティング対策についてはこちら>>IELTSライティング6~7向けの勉強方法と参考書


実際の試験で出題された問題と私の解答内容

2018年10月に受けたIELTSのライティングテストの問題と、私がどのような内容でエッセイを書いたかを紹介します。


Task1はダイアグラム問題でプロセス説明。文字数は足りず

雨水が家庭用の水道水になるまでのプロセスを書くダイアグラム問題が出ました。

実は「Task1で出るのはグラフ問題だろう」とヤマを張ってダイアグラムはほとんど勉強しませんでした。

IELTSにはヤマも何もなかった…。


私はIELTSのライティングではTask2→Task1の順番で進めます。

このときは先に取りかかったTask2に時間がかかってしまい、Task1に20分ほしかったところ15分くらいで書くことになりました。

だいぶ慌てていましたが、ダイアグラム問題にはいいところがあると気づきました。

ダイアグラム問題はイラストに示された内容を順番どおりに書けば形になるということです。

装置の名前はイラストに載っているので、流れを説明する英作文さえ書ければプロセスの最初から最後までまとめることができます。

グラフ問題のように、エッセイを書く前に図表を吟味してポイントを考えなくても書き始められるのです。


「雨が降ったら雨水が地面に浸透して地下設備で消毒されて…」とステップごとの説明を書き、駆け足で最後のプロセスまで書き終えました。

急ぎすぎて逆に2分くらい余ったので単語を数えてみたところ、130ワードちょっと。

Task1の規定は150ワード以上なので約20ワード足りません。

解答用紙の埋まり具合で字数不足の予感はしました。

これではペナルティになってしまう。もしかしてTask1がゼロ点になる?

いろいろな不安が頭の中を駆けめぐりましたが、完結されたエッセイに文を付け足すのは不自然だし、消して書き直すのは時間的に危険だったのでワード数はあきらめました。


Task2はジェンダー×スポーツ

教育、健康、科学、観光、ありとあらゆるジャンルから1つだけ論述問題が出るTask2では、

「男性スポーツは女性スポーツより注目度が高い。この理由は何か? これはいいことか悪いことか?」

というジェンダーとスポーツが合わさった問題が出題されました。

人生で考えたことないトピックです。

高齢化社会とか大学教育の是非とか期待していたのですが(模擬試験で見たから)。

かなりうろ覚えですが以下の内容で書きました。

①男性スポーツが女性スポーツより注目される理由

男性スポーツのほうがテレビ放送が多い、スポンサーも多い、各スポーツ界の役員が男性ばかり(知らんけど)

②いいことか悪いことか

注目度が低いせいで女性アスリートの給与が低い。スポーツ選手を目指す女の子にとって不平等なので改善されるべきだ

文章を書いていても「絶対文法が違う。語彙もおかしい。同じ単語を使いすぎ。ちゃんと質問に答えられているのかもあやしい」と常に感じましたが、いちいち気にしていると時間がなくなるので振り返らずひたすら書き進めました。

Task2は40分で終えたかったのに構成を考えるだけで15分ほど使ってしまい、書き終わるまでに45分近くかかりました。

このあと前述のとおりTask1をやりました。

文字数は規定の250ワードを超えていたと思います。




文字数が足りなくても結論まで書けば6.5がとれる

Task1の文字数が足りなかったから点数が全然出ないかも、採点すらされていないかも、と心配しましたが、ライティングのスコアは6.5でした。

Task2の点数だけで6.5になることは内容的にありえないので、Task1でも点数がもらえたことになります。

つまり文字数不足で減点はあっても丸ごと採点されなくなるということはありません。

大事なことはエッセイを最後まで書くことです。

IELTSのライティングの採点項目は文法の知識と正確さ、語彙力、文章の一貫性、課題にちゃんと答えているか、の4つ。

これを踏まえると、Task1とTask2の両方を結論まで書けば採点内容が増えるため、ある程度のスコアが期待できるということになります。

ライティングでスコア7以上を目指すとなると話は別ですが、目標が6前後であれば「60分で2つのエッセイを結論まで書く」ことはかなり重要なポイントです。



まとめ

リーディングもそうですが、ライティングにおいても得点アップのためには問題を最後まで終わらせることが重要です。

あとは試験で相性のいい問題が出ることを祈りましょう。


イギリスでIELTSを受けた体験談