【アラン・ウェイク】エンディングの意味。エピソード5・6・DLCクリア後感想(2クリア済み視点)

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ホラー苦手なプレイヤーによる、ホラーアクション・アドベンチャー『Alan Wake Remastered』の初見プレイの実況記録、エピソード5と6およびDLCと全体的な感想。

続編『ALAN WAKE 2』と関連作品『コントロール』をクリア済みの視点で、プレイ中に思ったことや気付いたことなども書いていく。

関係する作品すべてのネタバレやんわりあり。

ナイチンゲール、消える

ナイチンゲールに原稿を奪われた上に、保安官事務所のブタ箱にぶち込まれたアランとバリー。

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アランは連邦捜査官の暗殺計画にも関わっているとまくしたてるナイチンゲールに対し、サラ・ブレーカー保安官は「私はウェイクを信じる」と冷静に言い放つ。

そしてナイチンゲールは原稿に書かれていたとおり、闇に飲まれた。

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いなくなってせいせいしたよ。

でもまさか、13年後に発売された続編で最初にプレイヤーが操作するのが全裸のナイチンゲールだとは、当時誰も想像しなかっただろう(PS5ではパンツはいてた)。

ヘリポートへ

閉鎖した発電所に住むシンシア・ウィーバーのもとへ行くため、サラの援助でレスキューヘリに乗りにいく。

バリーは留守番で、サラの頼みでいろいろな人に電話をかける。有名作家のエージェントだけあって、しごできだ。

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ヘリポートへの長い道のり。

本屋にはアランの著作が当然のように置いてあり、アランがブライトフォールズに来たことでアレックス・ケイシーシリーズがバカ売れしているらしい。

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保安官事務所に何かが侵入して逃げてきたバリーと合流。

雑貨店で見つけた電飾やヘッドランプ、フレアガンを装備して、もともと明るいバリーがさらに明るくなって新登場。

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ヘリコプターに乗り、発電所へ!

シンシア・ウィーバーと会う

発電所へ直行できるかと思いきや、ヘリが闇に支配された鳥の大群に襲われ、アランだけ降りて先にシンシア・ウィーバーのもとへ向かうことになった。

しかも、ヘリから降りたら所持品が懐中電灯だけになっていた。さっきヘリポートで敵の大群相手に使っていた武器たちはどこへ。

やっとウィーバーのいる発電所に到着。

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トーマス・ゼインの名前を出すとすぐに話が通じて、ゼインが残した闇を追い払うための物の隠し場所に行くことになる。

ウィーバーはゼインのことも闇のことも知っているだけあり、情報量が多い。

  • 黄色い文字はウィーバーが書いたもの
  • 光と闇との決戦に備えて物資を用意していたのもウィーバー
  • ウィーバーはゼインが好きで、ゼインから頼まれて物資を置いていた。ゼインは今でもテレビを通じて話しかけてくるという(2のアランとローズの関係に似ている)
  • ゼインは湖の力でバーバラ・ジャガーを蘇らせようとしたが、闇を目覚めさせてしまい、闇の存在がバーバラに成りすますようになった
  • ゼインは闇を葬るため、書いたものを取り消すため、とある物を除いた自分の痕跡をすべて消した(だからアランもゼインを知らなかった)
  • そのある物を、ウィーバーはダムにある「照らされた部屋」でずっと守ってきた
  • ウィーバーもアランと同じように、闇に触れられた

ダムに向かっているとき、バリーとサラが乗っていたヘリが墜落。

もうすぐアリスを助けるためのアイテムが手に入るというときでも、アランは迷わず親友バリーを助けに行く決断をする。ええやつじゃないか。

ウィーバーも「勝手にしなさい」と言いつつも「ダムで待ってますから」と言う。ええやつじゃないか。

ウィーバーは2でも出てきたけど、こんな重要なキャラクターだったとは露知らず。

クリッカー

ヘリは墜落して大破していたが、バリーとサラは無事だった。

3人でダムに向かい、ウィーバーとも合流。

トーマス・ゼインは、自分の書いたものによって蘇ってしまった闇を葬るため、靴箱に残した物以外のすべての自分の痕跡を消した。

ウィーバーに託された靴箱には、ゼインの書いたページが入っていた。

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そして、闇への対抗手段の道具、クリッカーが入っていた。

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トーマス・ゼインがこの世に残した唯一のもの。

アランの父からアランの母へ、そしてアラン母がアランに渡し、アランがアリスに渡したクリッカー。

アランの書いた物語の中で、アランの手にクリッカーが戻るよう、ゼインが書いたからここにある。

一見突拍子のない展開に見えるが、物語として自然な筋書きになっていたからこそ、闇の存在に邪魔されることなくクリッカーが手に入ったのだろう。

ついにアリスを助けられるのか?

エピソード5、終了。

2年前の回想シーン

2年前のニューヨーク。

アランが新作『サドンストップ』のプロモーションのために出演した、トーク番組の録画を見る。

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テレビの映像、実写パートだ!

そしてアラン・ウェイク関連作品のクリエイティブディレクター、サム・レイク氏が出演している。

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録画を見終わり、疲れでアリスに八つ当たりするアラン。

これが終わったらふたりっきりで旅行に行こうと話し、その旅行がブライトフォールズだった。

もう一度コールドロンレイクへ

クリッカーがあれば、キャビンに行ける。

キャビンに原稿の最後のページがある。

正しい結末を書いてアリスを救うため、アランは湖に戻ることになる。

サラは一緒に行くと申し出るが(いい人すぎる)、アランはひとりで決着をつけると言って出発する。

バリーは泣きながらアランを見送る。

まるでもう二度とアランに会えないと分かっているかのように。

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実際、13年後も再会できていないから、バリーの予感は当たっている。

闇の存在はアランの目的に気づいている。

アランの望む結末を書かせまいと、コールドロンレイクへの行く手を阻もうとする。

さっきまで明るかったのに、すっかり暗くなり、敵だらけになった。

道中のモーテルで、ナイチンゲールがアランをストーカーしていた痕跡が見つかる。きもすぎるな。

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クライマックスだけあって、竜巻に敵に大型建機に、ありとあらゆるものが総動員でアランに襲いかかってくる。

コールドロンレイクのキャビンがあった場所で竜巻を倒し、アランは再び湖に飛び込む。

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ダイバー島のあった場所で、アランは2回湖にダイブしたことになる。

1回目は湖に落ちたアリスを助けるため。

この2回目は、闇の存在からアリスを救い出すという明確な目的を持ち、クリッカーを握りしめて自らの意志で闇の世界へダイブする。

闇の世界とエンディング

湖の中で、闇がアリスの幻影を見せる。

ここでもゼインに助けられるが、なぜかアランのドッペルゲンガー、ミスター・スクラッチを紹介される。

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「あとで君の友達にも会わせる」とか不吉なことをゼインが言う。

自分のドッペルゲンガーが現実世界で家族や友人に接触するなんて、ろくなことが起きない予感しかないが、その予感は2に持ち越しになる。

キャビンでバーバラ・ジャガーに成りすました闇の存在をクリッカーで退治したアランは、『ディパーチャー』の結末を書く。

アリスは湖から生還した。

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街ではディアフェストが開催され、ローズはウィーバーの持っていたランプを持っており、レディオブライトの役割を引き継ぐことが示唆されている。

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アランは暗い部屋で、原稿を書いている。

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アランは原稿に結末を書き、アリスを救った。

しかし、アランは闇の世界に残っている。

何が起こったのか?

アランは、アリスを闇の世界から救う代わりに、自分自身が闇の世界に囚われる結末を書いた。

物語には、論理的な結末やバランスが必要不可欠だ。

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論理的な結末がなかったり、物語のバランスが崩れたりすると、現実の構造にプロットホールが生じて闇の存在が現実世界に解き放たれる。

ゼインがバーバラの件で失敗した理由はそこにある。

アリスが救われてアランもハッピーという結末は不自然で信憑性がない。

物語のバランスを保ち、かつ論理的な結末にしてアリスを救うには、アラン自身が代償として闇の世界に閉じ込められる必要があった。

闇の世界のことは本編だけだとよく分からないが、複雑で底知れぬ場所で、正気を保つのも難しい脅威的な存在だ。

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アランの「これは湖じゃない。海だ」という最後のセリフは、エピソード1冒頭の夢の中でゼインがアランに伝えた「彼は知らなかったのだ 我が家たる湖の向こうに広がる深い常闇の海を」という詩に由来する。

飛び込んだ先が単なる湖ではなく、底も終わりもない、容易には抜け出せない恐ろしい空間であることを表している。

(「これは湖じゃない。海だ」を含め、謎に明確な答えはなく、プレイヤーが自分で解釈していいとサム・レイク氏はゲームのコメンタリーで話している)

DLC「シグナル」「小説家」

本編の続きは2つのDLCで見ることができる。

アランが闇の世界で、自身の精神が作り出した悪夢の中、ゼインの導きで自分が正気を失いかけていることに気づくのが「シグナル」。

アランが正気を取り戻して、闇の世界から脱出するために『リターン』の執筆を始めるのが「小説家」。

闇の世界では、アランの作家としての想像力がアランを苦しめている一方で、想像のバリーが話し相手になってくれたりする。

ところどころにあるテレビに映っているアランは狂気に支配されたアランで、プレイヤーが操作しているアランは理性を保ち、まだ諦めていないアランという構図になっている。

ゼインは、アランが正気を取り戻すための導き手として登場する。

早くも狂気に陥りかけているアランから見れば、ゼインが何十年もこの闇の世界で正気を保ち続けていることは驚異的なことだ。

しかし、コントロールのDLCや2に登場するゼインは「私は映画監督で、詩人というのは昔の映画で演じた主人公だ」などと言い、だいぶ怪しい様相を見せる。

キャラクターの印象の違いを楽しめるのも、続編からの逆行プレイならではのおもしろさかもしれない。

全体的な感想

なるほどこうしてアラン・ウェイクの話が始まり、アランは闇の世界で原稿を書き続けることになったのか、というのが分かってよかった。

現実と虚構の境目の分からない構成は見事だし、目の前で起きている狂気を受け入れていく登場人物の心理の変化も興味深かった。

『アラン・ウェイク』単体では、書いたことが現実になる作家と闇の世界の話だが、『コントロール』プレイ後の視点で見るとブライトフォールズの事件も連邦操作局が管轄する変貌世界の出来事のひとつに過ぎないのが分かり、レメディー・コネクテッド・ユニバースのスケールの大きさを実感できる。

今後も注目していきたいシリーズだ。


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