【Netflix版聖闘士星矢】S1の10話感想。紫龍セルフ目潰し、アイオリアの移動距離


「聖闘士星矢: Knights of the Zodiac」の10話のあらすじと感想をまとめた。ネタバレあり。

今回はアイオリア(とミロ)の移動距離・移動速度について考えずにはいられなかった。



Netflix版聖闘士星矢10話 あらすじ

  • 瞬、紫龍、氷河が駆けつけ、一輝は去る。
  • アルゴルの持つ、目が合うと石化するメデューサの盾に苦戦する瞬たちだったが、紫龍が自らの両目をつぶしてアルゴルを倒す。
  • 黄金聖衣奪還のため、サンクチュアリからアイオリアが派遣される。
  • 星矢は黄金聖衣の力でアイオリアの攻撃に耐える。
  • 沙織がアイオリアの説得に成功し、サンクチュアリに戻ったアイオリアは教皇に刃向かってシャカと千日戦争。

オープニングとエンディングを除くと1話だいたい20分なので、9話に続いてビュンビュンかっ飛ばし展開となっている。



Netflix版聖闘士星矢10話 必殺技カウンター

  • 紫龍必殺技カウンター:1
  • アイオリア必殺技カウンター:3

アイオリアが3発もライトニングボルトを放つ中、未だに一度も技を使っていない氷河である。

シャカのオームは必殺技ではないという認識。



勝利のためなら失明も辞さない紫龍

白銀聖闘士アルゴルの持つメデューサの盾は、目が合った者を石にする。

網膜から魔力が浸透するとかで、目をつぶっていても効果を防ぐことができないらしい。もはや小宇宙とか関係なくね?

瞬と氷河が石化し、沙織に危険が迫ると、紫龍は躊躇せず自分の目をつぶす。

目を閉じてもダメなら目をつぶしてしまえばいいじゃない、という大胆な理屈によるセルフ目つぶしである。

紫龍は勝利のための最短距離を瞬時に考え、失明という大きな代償にも屈しなかった。称賛に値する行動力と決断力である。

しかも目が見えないのにアルゴルの攻撃を全てかわしたり、何の支障もなく日常生活を送っていたりと、常人にはとても真似できない姿を見せる。

8話の感想でNetflix版の聖闘士星矢は子供でも安心して見られると書いたが、紫龍の目つぶしに関しては「目が見えなくても強いし普通に歩ける」と世の少年少女たちにゆがんだ夢と希望を与えてしまいそうだ。

目をつぶすってかなりショッキングな出来事だと思うのだけどね。紫龍の目を見た沙織と瞬と氷河の反応が薄くてむしろ笑える。星矢は気絶したままだし。



謎すぎる位置関係

沙織さんの隠れ家は滝で囲まれた自然豊かなエリアだ。

しかし、隠れ家から夜の散歩に出た星矢がたどり着いたのは1話で登場した星矢の家。

え! 星矢が住んでいた家って隠れ家から徒歩圏内だったの?

距離感がよく分からない。



アイオリアの移動距離と移動速度

サンクチュアリから星矢のところへやってきたアイオリアは、同じ日にサンクチュアリへ戻っていく。

星矢の前から去った直後のシーンで教皇と話しているため、一見すると隣の部屋に移動したのかなくらいの距離感に見える。

しかし、星矢のいた場所とサンクチュアリの距離は相当なものである。

アイオリアの移動、速すぎないか? と思ったのだ。

とりあえず星矢のいた場所が東京、サンクチュアリの場所がギリシャのアテネだと仮定すると、

アテネ~東京=片道9,505キロ

となる。

黄金聖闘士は光の速さで攻撃を繰り出すことができるが、移動速度も光の速さという設定なのだろうか。

仮にそうだとすれば光の速さは秒速およそ30万キロなので、東京からアテネへの移動は約0.03秒で可能だ。

アイオリアが星矢のところから教皇のところへ一瞬で移動したように見えても、別に不思議ではないということになる。

アイオリアの一部始終を監視していたミロも、片道9,505キロを秒速およそ30万キロで往復したと考えられる。

リアルに光速で移動したら周りのあらゆるものが吹っ飛んで消え去ると思われるが、聖闘士星矢の世界でそんな小さなことは気にしなくていいだろう。

なお、アイオリアは空を飛んでいったので関係ないが、陸上移動する場合は北海道からフェリーに乗ってロシアに渡ってユーラシア大陸を横断する必要があり、その距離は片道12,650キロ、所要時間は2,410時間となる。



それにしても、星矢がアイオリアの頬にパンチしたのに「痛え」って言ったのが星矢なのが解せぬ。星矢もゴールドクロス着ていたのに。

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