【FF16】情報ぎっしりな冒頭の戦場と会談を振り返る(2周目プレイ記録1)

FF16 感想 アイキャッチ

『ファイナルファンタジーXVI』の2周目のプレイ記録。

トロフィー獲得のため、つよくてニューゲームのファイナルファンタジーチャレンジを始めました。

メインストーリーをすべて見た上でプレイすると、「あのときのあれはこういうことだったのか」と思うことがあったので、2周目で感じたことや気づいたことなどを書いていきます。

今回は超序盤の振り返り。

攻略に役立つ情報はたぶんありません。

ファイナルファンタジーチャレンジとは

まずはファイナルファンタジーチャレンジ(以下FFチャレンジ)について。

FFチャレンジとは、本編クリア後に開放されるつよくてニューゲームで選べるモードです。

主な特徴は、

  • クライヴのレベル上限が100になる
  • 武器や敵も相応に強くなっていく
  • 敵の配置がほかのモードと異なる
  • ボス戦でのイベント時(QTE)にボタン表示がない
  • 最強武器のアルテマウェポンがいずれ作成できる

といったこと。

敵はたしかに強くなってはいますが、サポートアクセサリは使えるので、1周目をクリアできたのならFFチャレンジもいけるのではないかと。

QTEは雰囲気で何とかなる。

以下、メインストーリー全域のネタバレがあるので、閲覧は1周クリア後がおすすめ。

ダルメキアとウォールードの会談シーン

FFチャレンジはクライヴの少年時代をスキップできて、回想が終わった直後からスタートできる。

だがしかし、それだとダルメキアとウォールードの会談シーンが見れない!

ということで、ふつうに始めて会談シーンだけ見ることに。

(画像が暗いのは許してほしい)

FF16でもっとも情報量が多い優秀なカットシーン。

フーゴ、ハヴェル、バルナバス、スレイプニル、ベネディクタが同じ空間にいるという豪華会談でもある。

実はこんなに早い段階で出演していた、バイロン叔父さんのお友達のハヴェルさん。

ダルメキアで高い地位にいることが分かるので、のちに新・三国同盟の話が出たときもハヴェルなら軍を担うにふさわしい人物だなとなる(難点は忘れたころに出てくること)。

バルナバスの代わりに対応するオーディンの馬。

しばらく出てこないので、ここで発言する意義は大きい。

バルナバスは口を開かず、魔法生物にしゃべらせていた。腹話術?

なんにせよダルメキア完全になめられている。

そもそもダルメキアの重鎮であるフーゴたんがベネディクタに入れ込んでいる時点で、実質ウォールードの管理下のような。

ベネディクタがフーゴに「愛してる」と言ったとき、すごく嘘くさいなって思った。

「愛してる」という言葉は、明治時代に西洋文化を受け入れる過程で「love」を日本語に翻訳して生まれた比較的新しい言葉なので、日本語のセリフに組み込まれるとなんかちょっと違和感がある…というのが私の意見。

現にベネディクタの愛は政略だったので、「やっぱそうでしょう!」とニタニタしたわけなんだけども。

終盤になってから、

クライヴ、お前もそれ言うのか。

となったことは忘れない。

(一方で、サイドクエストでジルがクライヴに「私の宝物」と言ったのはすごく好き)

話を戻すと、ベネディクタとフーゴの親密シーンがちょろっと入っているだけで、ベネディクタが死んだと知ったフーゴが激ギレする場面にきれいにつながるから、この会談シーンは本当によくできていますよね。

ジルがしてきたことを垣間見る

それでは、過去編をスキップして本格的にFFチャレンジ開始。

初回プレイ時は、ニサ峡谷の無惨な死体と乾ききっていない生々しい血のあとに驚いたものだけど、2周目はこの景色が違ったものに見えてくる。

ニサ峡谷の氷のそばで死んでいる兵士たちは、ジルが殺した人たちなんだよなと。

そう、ここはジルが何をしてきたか、何をさせられてきたかを見られる場所。

鉄王国の兵士が戦場にわざわざ子供を連れてきていたのが初回は不思議だったけど、それは子供を人質にしてジルに言うことを聞かせるためだった。

ゲーム内でシヴァが兵器として使われたのはニサ峡谷だけだけど、きっとジルは何度も何度も召喚獣になるよう命じられて、数え切れないくらい命を奪ってきたのだろう。

ジルは心を無にして兵器になったと話していた。生きるために。

けど、人質を犠牲にして自由になることだってできたはずなのに、それができなかったのは、優しいジルが人形になりきれなかった証拠でもあると思う。

そしてこの戦いで死ぬつもりだったジル。

クライヴがいなかったとしても、タイミング的にシドに助けられていたような気がするけど、どうなんだろう。

英語音声のガブが愛おしい

話は変わり、2周目は英語音声でプレイ中。

FF16の英語版はイギリス英語が使われているので、誰がどんなアクセントでしゃべるのかは私のささやかな楽しみだったりする。

だいたいの人物がふつうに聞き取りやすい英語で話している中。

ガブが。

ガブの英語が。

めっっっちゃ聞き取りづらい。

抑揚の感じから、なんとなく北のほうのアクセント? と思って書き込みなどを調べたら、イングランド北部のニューカッスル訛りらしい。

Geordie accent(ジョーディー)とも呼ばれるニューカッスル訛りは、イングランド屈指の聞き取りづらさを誇るアクセントで、ニュースなどで地元民のインタビューが流れる際にはイギリス人でも英語字幕を必要とするというウワサ。

ガブの聞き取りづらさ、愛おしいレベル。これが方言萌えでしょうか。

続き:ガルーダのドミナントを熱烈に振り返る

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