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【サイバーパンク2077】覚めない夢:泥棒事件の背景や透明AVのこと(2周目プレイ日記9)

2021/02/26

ゲーム サイバーパンク2077

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『サイバーパンク2077』2周目プレイ日記です。

今回はサイドジョブ「DREAM ON/覚めない夢」について。

ジェファーソンの「泥棒に入られて泥棒を撃った気がするけどよく覚えていない」という話は実際のところ何だったのか、ペラレス家の警備担当SSIはどう動いていたのか、といったことが中心です。

ペラレス邸で証拠を調べ、SSIの端末にあるメッセージを読み、さらに黒いバンを追ったときに発見した黒ずくめの人物を見て分かったことをまとめました。

※サイドジョブ「覚めない夢」とそれ関連のネタバレあり

SSIの警備チームについて

まず、SSIの警備チームの概要から。

SSIの警備室にある2台の端末のメッセージから分かることが2つある。

1つは、警備チームがオレンジ、ブルー、ブラックの3つに分かれていること。

おそらく、チームオレンジが下っ端の警備スタッフ、チームブルーがペラレス夫妻のそばにいる警備スタッフ、チームブラックが監視・観察を担当する上位スタッフだろう。

ペラレス夫妻のそばにいるチームがブルーということに過剰反応しそうになるのはさておき。

3つのチームのうち、「セクターゼロ」という意味深な何かへのアクセスが認められているのがブルーとブラックになる。

セクターゼロがジェファーソンの脳をいじれる何かのような気がするが、よく分からない。

警備室の端末で分かるもう1つのことは、警備チームがジェファーソンのことを「目標アルファ」と呼んでいること。

アルファと聞くと預言者ギャリーの言っていたケンタウルス座アルファ星が思い浮かぶが、これは単にアルファ、ベータ、ガンマのアルファだろう。きっとそうだろう。

そして、ペラレス邸の隠し部屋(SSIはメインルームと呼んでいる)にある端末には、「コンディン計画」という件名のチームブルーのやりとりがある。

ジェファーソンの行動や変化が記録されているため、このコンディン計画というのがジェファーソンの記憶操作や人格操作のプロジェクトだと思われる。

コンディン計画にカルペ・ノクテム計画にオラクル計画。怪しい計画だらけ。

関連記事:預言者ギャリーの話とメイルストロームの密会(2周目プレイ日記8)

Vは「覚めない夢」でSSIと接触することはなかったが、黒いバンを追ったときにチームブラックのメンバーを目撃する機会はある。詳しくは後述。

ジェファーソンが撃ったのは泥棒ではなくSSIのスタッフ

ジェファーソンがVを呼び出すきっかけとなった泥棒事件の経緯をまとめると以下のようになる。

ジェファーソンのメンテナンスが行われる

コンディン計画のやりとりの中に「目標アルファは傭兵と契約を結んだ。これは許容可能な行動規範を大きく逸脱する」という文言がある。

これはジェファーソンがライン市長の死因を調べるためにVを雇ったことを指している(サイドジョブ「権力との闘い」)。

ジェファーソンが警備チーフのウォレスの反対を押し切ってVに調査を依頼したことでジェファーソンの「安定性」とやらが疑われ、ジェファーソンの「メンテナンス」とやらが行われることになった。

メンテナンス中に事件が起きる

警備室のメッセージから、メンテナンス中に事件が起きたことが分かる。

「メンテナンス作業について」というメッセージには、「エージェント1名のみが現場に残り、その間に警備システムを停止させ、記録を一掃する」と定期メンテナンスのお知らせが書かれている。

「[緊急]アクシデント発生」という、警備スタッフから警備チーフに送られたメッセージには、「メンテナンス作業中に異常行動が起こり、ブルーエージェント1名が目標アルファによって負傷」とある。

メンテナンスがどのようなものなのかは不明だが、メッセージを読むとメンテナンス中にジェファーソンの意識が戻り、現場に残っていたチームブルーのエージェントをジェファーソンが泥棒だと思って撃ったのだと考えられる。

ジェファーソンが銃を発砲したことは、ペラレス邸の寝室の銃をスキャンしたり廊下の弾痕をスキャンしたりすることで分かる。

弾痕はSSIが修繕しており、ペラレス夫妻は気づかなかった。が、Vの優秀なキロシはごまかせなかった。

また、床の化学物質の痕跡は撃たれたエージェント・ブルーの血痕をSSIが洗浄したものだが、これもまたVのキロシが優秀でそんなの関係なかった。

血痕は隠し部屋に続いており、隠し部屋の中には使用済み応急セットが残っている。

負傷したエージェント・ブルーがメインルームに逃げて手当てした証拠だ。

コンディン計画は中断

ジェファーソンがエージェント・ブルーを撃ったあと、ジェファーソンは意識を失った。

SSI側が何らかの操作でジェファーソンを気絶させたのだろう(隠し部屋を見つけたエリザベスに頭痛が起きたのも同じ仕組みのはず)。

ジェファーソンの予期せぬ行動によりコンディン計画は一時中断となる。

SSIのやりとりによると、ジェファーソンの異常行動の精査後にコンディン計画を再開する予定だったようだ。

しかし、その精査中にジェファーソンがVを呼んで記憶操作が暴かれることになる。

チームブラックと透明AV

ペラレス邸の屋上に設置されたトランシーバー。その受信機のそばにいた黒いバン。

この黒いバンに、何者かがペラレス夫妻を始めとする多くの人間の脳を操作したデータが積まれていた。

そして「言われなきゃ分からん」という事実は、黒いバンに乗っていたのはチームブラックのエージェントだということ。

黒いバンがメイルストロームのいる現場に到着したとき、よーーーく見ると黒ずくめの人物が車から出てきてどこかへ逃げていく。

こいつらの向かう先は、屋上にさりげなく停まっている透明なAV。

覚めない夢 透明な車

黒ずくめの人物は透明AVに乗り込み、どこかへ飛び去ってしまう。

しかし、その前に屋上に回り込めば黒ずくめの人物を倒すことができ、「暗号化されたメモ」というチップを見ることができる。

チップをクラックすると「コンディン計画中断」という文書が出てくる。

覚めない夢 コンディン計画

「コンディン計画中断」はチームブラックへの通達で、コンディン計画にセキュリティ侵害が起きたから計画は中断、ただちに撤退せよ、という内容。

ジェファーソンの記憶操作やら人格改変やら何やらがコンディン計画で、Vが隠し部屋に入ったことで計画がバレたため中断したのだと考えられる。

メンテナンス中のエージェント・ブルー負傷のときは計画の一時中断だったが、これは撤退とあるので本格的な中断のようだ。

ただ、ジェファーソンの監視や脳内干渉が終わったかというとそうではないと思う。

ところで、チームブラックが記憶操作のデータを積んだバンに乗って逃げた先はメイルストロームのいる場所だった。

メイルストロームは預言者ギャリーの件にもサンドラ・ドーセットの件にも関わっている上に、「サイバーサイコ目撃:血の儀式」で不良AIを呼びだそうとしていた。

メイルストロームが人の記憶操作をする計画にどう関係しているのか非常に気になるところ。

関係ないけど、例の透明AVの発車前にAVによじ登ると空中散歩できる。

しかし、一定距離を進むとAVが突然消えて落下死した。SSIのアジトは分からず。

ちなみに透明AVまで先回りするルートは動画を見ました。

参考:Invisible car in Cyberpunk 2077 (Dream on)

ジャンプしないといけなかったり細いところを通らないといけなかったりで、制限時間ありのアクションゲームのようだった。何度ロードし直したことか。

ジェファーソンとナイト・コープの関係

サンドラ・ドーセットのサイドジョブ「全面開示」では、サンドラの勤務先であるナイト・コープが従業員を不良AIで操っていたことが明らかになる。

ナイト・コープとジェファーソンの関係は深いため、ジェファーソンの件にもナイト・コープが関わっている可能性は高い。

貧しい家庭の出身だったジェファーソンが大学へ行くことができたのは、ナイト・コープの出資する奨学金のおかげだ。

また、「覚めない夢」でVがペラレス邸に入ったときジェファーソンは誰かとコールしていたが、その内容はナイト・コープがジェファーソンの市長選の公約に対して何らかの変更要求をしており、ジェファーソンがそれを拒否しているというものだった。

ナイト・コープの目的は不明だが、ナイト・コープが早くからジェファーソンに目をつけ、ジェファーソンを意のままに動かしたいと考えていることは推察できる。

ライン市長の殺害も、ジェファーソンをナイトシティの市長にするための工作の一部かもしれない。

無関心でいることは敵の思うつぼ

不良AIの記憶操作を示唆するサイドジョブは、預言者ギャリーの「預言者の唄」、サンドラ・ドーセットの「全面開示」、ジェファーソンの「覚めない夢」の3つ。

関連記事:預言者ギャリーの話とメイルストロームの密会(2周目プレイ日記8)

共通点は、どのキャラクターも「何もしないのは連中の思うつぼ。戦わねばならない」という信念を持っていること(ジェファーソンは選択次第だけど)。

人々が無関心でいれば、誰もが自覚もないまま不良AIに脳をいじられる。

私が初めて「覚めない夢」をやったときに抱いた「ジェファーソンに本当のこと言わないほうがジェファーソンの人生安泰なのでは」というのんきな感想は、まさに連中の狙いどおりというわけだ。

関連記事:ペラレスに真実を伝えない選択。「覚めない夢」の結末と感想

不良AIの記憶操作については大型DLCで明らかになることを願うばかり。

どうでもいい話

どうでもいい話その1。

黒いバンを追いかけた先で、増援のメイルストロームが乗ってきた車が「トラクス 388 JEFFERSON」なのは笑った。わざと?

どうでもいい話その2。

ジェファーソンに真実を伝えるか否かのシーンで時間をスキップして昼間にしたら、青い目をしたスーツの男はものすごく目立っていた。

彼がエージェント・ブルーなのか、それとも別の組織の何かなのか。

前の記事:預言者ギャリーの話とメイルストロームの密会

その他:サイバーパンク2077 記事一覧


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Seina

ゲームの感想や攻略を書くのが好きな人。ゲーマーになる前の趣味は映画鑑賞と海外ひとり旅。イギリス滞在経験あり。元フォワーダー業界勤務。吹奏楽経験者。英検1級取得者。

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