【FF14】パッチ6.2のメインクエストとパンデモニウムの感想

FFXIV 禁断のメモリア感想 アイキャッチ

FF14のパッチ6.2「禁断の記憶」の感想です。

パッチ6.2のメインクエストおよびパンデモニウム煉獄編のネタバレがあります。

FF4のネタバレも若干あり。

対価が必要な世界

FF14の楽しみのひとつは、初めて行く場所で新たな価値観と出会うことだったりする。

紅蓮編のアウラ族、漆黒編のピクシー族やン・モゥ族、暁月編の古代人はどれも独自の文化を持っていて、彼らの生き方に触れるのは新鮮だった。

そして今回、パッチ6.2では第十三世界へ。

闇の氾濫で生命が妖異になった世界では、「何かを望むなら、対価を差し出せ」という掟が存在する。

パッチ6.2メインクエ 画像

対価にエーテルさえ差し出せば取引が成立するシンプルな世界だ。

その一方で、弱い者は強い者に魂を喰われたり居場所を求めてさまよったりという過酷な世界でもある。

強い者に喰われさえしなければ、死ぬことはなく蘇るというのも新しい。

しかも強い者に喰われても、魂が混じって身も心も支配されるとかで、厳密には死ぬわけではないという。

英語音声だと妖異たちは人間のことを「mortal」と呼んでいて、彼らにとっては死がある生き物かどうかで明確な線引きがあることがうかがえる。

ネバーエンディング友

パッチ6.2をやって一番に思ったことは、

ゼノス本体は終わったけど、ゼノスの「友」ネタはまだ続いていたんか

だった。

何やかんやあって原初世界に戻ってからも、ゼロは「友とは?」と哲学的な問いを続ける。

ラザハンの子供に友達=一緒にいて楽しい人と言われ、「そういえばゼノスはお前を友と呼び刃を交えてるときは楽しそうだったけど、それと同じ?」と冒険者に聞いてくるゼロ。

パッチ6.2メインクエ 画像

自分は冒険者がゼノスの友だと認める気はないので、たいてい「友じゃない」系の回答を選ぶけど、まさかまさか、ゼノスが好んで使っていた友という言葉について誰かが真剣に考える日が来るとは。

「友とは何か」という問いにゼロが答えを見つけられるのかは今後の楽しみである。

異世界転生した四天王

パッチ6.1で「すごいゴルベーザくさいのがおるな」と思っていたら、まさにゴルベーザと四天王の異世界転生だった。

PLLやパッチノート朗読会で討滅戦の詳細は伏せられていたけど、ふつーにトロフィーの一番上に「バルバリシアを狩りし者」と出ていて、朗読会の最中にゴルベーザ登場を確信するという出落ち。

パッチ6.2 トロフィー画面の画像

今回の討滅戦がバルバリシアなら、今後のパッチにはルビカンテ討滅戦とかゴルベーザ討滅戦とか出てくるのだろうか。

ルビカンテと戦うことになったら脚から目が離せなくなりそうで今から心配。

パッチ6.2はゴルベーザ絡みからか、至るところにFF4由来のものがあった。

BGMもそうだし、ゼロの領域にいた妖異たちの姿もそう。

あと、アジュダヤが「赤い翼」をしているのも。

パッチ6.2メインクエ 画像

過去視の褪せた色合いで映し出されたアジュダヤは言うほど赤く見えなかったけど、わざわざ「赤」だと言及するのはバロン王国の飛空艇団を意識してのことだろうと思っている。

パッチ6.2討滅戦

3か月近く前、ピクセルリマスター版FF4のプレイ日記に「FFシリーズの数ある戦闘曲の中で「ゴルベーザ四天王とのバトル」が一番かっこいい」と書いた私。

関連記事:【FF4ピクセルリマスター版】試練の山でパロムとポロムに全魔法を習得させる

バルバリシアの領域で「ゴルベーザ四天王とのバトル」が流れ出したときは、私の心の中で東京ドームの満員の観客が雄叫びをあげて地響きが起きた。

FF14の編曲はテンポが理想的で音が派手すぎずすばらしいな。

「ゴルベーザ四天王とのバトル」を聞きながら討滅戦ができるなんて、と涙を浮かべた私の両目は、初見未予習CF突入したバルバリシア討滅戦で3回全滅するうちにカピカピに乾いた。

実装から4時間後とはいえ3滅。

この討滅戦が今後ルーレットで当たるのか…。

と、放心した4日後には極バルバリシア討滅戦をクリアしていた。

人は成長するのだ。

2022/10/02追記:その後、極バル50周を超えました。

関連記事:極バル50周したのでマウントドロップやRFを振り返る

ラザハンの極彩色に思う

原初世界に戻り、ゼロをメーガドゥータ宮の客間に休ませたときに改めて思ったこと。

メーガドゥータ宮の客間、色の数が多い!!!

パッチ6.2メインクエ 画像

絨毯! 扉! 壁! 調度品!

どれもこれも柄が細かくて目がくらむ。

多くの色が敷き詰められた色鮮やかな光景は、闇に沈んだヴォイドの暗い色合いと対極。

パッチ6.2メインクエ 画像

色というのは、モノが光を反射することで認識できる。

ヴォイドに色がないのは、光が存在しないから。

ラザハンのカラフルさは、原初世界に光が満ちていることを示しているように見える。

ヴォイドへの冒険の拠点がきらびやかなラザハンであることの意味は、実は深いように思える。


さて、今後の目的はアジュダヤ救出と、第十三世界から闇を払うことらしい。

光が戻ったトロイア城、さぞ美しいのだろうな。

ついでにヴォイドに異世界転生したゴルベーザ兄さんも光で浄化されるのだろうか。

パンデモニウム煉獄編

パンデモニウム煉獄編を終えて一言。やっぱり古代人はやることが違う。

なお、ラハブレアが自分の魂を切り離して自分のクローンのようなものができたときはエルデンリングの分け身が頭をよぎったし、ラハブレアが言葉を超えた相互理解のためにアテナと魂を融合させるのを見たときは「バルカン人…?」てなった。

ラハブレアのしたことは一般的な古代人が行うことではないとはいえ、古代人のパワーはすごいのだ。

すごいことができるのに、彼らの行動基準は「星のためになるかどうか」で、その偉大な力を利己的に使わないところが立派だなと思っていた。

そんな古代人が、知的探求という己の欲求のためだけに動いたらどうなるのか。

その興味に応えてくれるのが、このパンデモニウムというクエストな気がする。

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