ウィッチャー原作小説の一覧・ゲームとの違いを紹介

2019/06/11

ウィッチャー ゲーム 読書

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PS4のゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』をプレイし、日本語に翻訳された原作小説を読みました。

小説を読む前は、ウィッチャーの小説が何冊あるのか、ゲームと小説の違いはあるのか、全然知りませんでした。

なので、これから小説版ウィッチャーに挑戦する人の参考になるよう、

  • ウィッチャーの小説版一覧と読む順番
  • ゲームと小説の違い
  • ゲームのキャラクターは小説に出てくるのか
  • ゲームと小説のどちらから始めるべきか

をネタバレなしでまとめました。

(2020/02/24追記:この記事は「ウィッチャー」がドラマ化される前に書いたものなので、ゲームをプレイした方に向けた内容になっています。ゲームに関してはキャラクター名が出てくる程度でストーリーのネタバレはありません。)



ウィッチャー小説版の一覧

現時点で出版されているウィッチャーの小説を紹介します。

原作はポーランドのファンタジー作家アンドレイ・サプコフスキによって書かれたポーランド語の小説ですが、日本語にまだ翻訳されていない作品もあるため、ここでは英語版の情報に基づいています。

日本語に翻訳されているものは邦題も併記しました。

短編集


  • The Last Wish 
  • Sword of Destiny 

ウィッチャーシリーズの導入となる2冊の短編集で、日本語版は現時点では出ていません。

英語版は『The Last Wish』→『Sword of Destiny』の順に出版されましたが、ポーランドでは『Sword of Destiny』のほうが先に出版されました。

時系列は『The Last Wish』→『Sword of Destiny』なので、仮に日本語版が発売されるとしたらこの順番になると思います。

ウィッチャーサーガ


  • The Blood of Elves (日本語版「ウィッチャーI エルフの血脈」)
  • The Time of Contempt (日本語版「ウィッチャーII 屈辱の刻」)
  • Baptism of Fire (日本語版「ウィッチャーIII 炎の洗礼」)
  • The Tower of Swallows (日本語版「ウィッチャーIV ツバメの塔」)
  • The Lady of the Lake (日本語版「ウィッチャーV 湖の貴婦人」)

ゲラルトとシリの運命をめぐる5部作。

ゲームの人気を受けて日本でも5冊すべてが翻訳されることになり、2019年7月に最終巻である第5巻が発売されました。

単独作品



  • Season of Storms (未翻訳)

ウィッチャーシリーズの最新作。

ポーランド語原作が2013年に、英語版が2018年に出版されました。

現時点での最新作ではありますが、時系列ではウィッチャーサーガより前の出来事が書かれています。

その他

  • 英語未翻訳の作品に、複数の作家によるアンソロジーがある
  • 原作者アンドレイ・サプコフスキが友人の結婚式のために書いたという非公式の作品が存在している


小説版を読む順番

日本語で読めるのは今のところウィッチャーサーガのみなので、小説版の第1巻にあたる『ウィッチャーI エルフの血脈』から順番に読むことになります。

もし英語版を読むのであれば、出版順、つまり『The Last Wish』から順番に読んでいくのが一番分かりやすいです。

短編集を飛ばしてウィッチャーサーガから始めても問題はありませんが、短編集にはゲラルトがシリやイェネファーと出会う経緯が書かれているため、先に読んでおくことで物語をより深く理解できます。


ゲームと小説のつながり

ゲーム版のウィッチャー1~3は、小説よりあとの物語になっています。

ゲームと小説でストーリーが重複することはありません。

ゲームをプレイしたあとに小説を読めば、ゲームで触れられつつもあまり語られなかった過去の出来事が理解できるし、小説を読んだあとにゲームをプレイすればウィッチャーの世界をさらに楽しむことができます。

ただ、ゲーム版は開発会社のCD Projekt Redがアンドレイ・サプコフスキからウィッチャーの著作権を買い取って作られたものなので、小説とゲームのストーリーが完全につながっているかというと、そうとは言えないところも。

個人的には、小説とゲームは世界線が違うものと考えています。

しかしゲームの雰囲気は小説と同じと言ってよく、重厚な世界観が見事に再現されています。

私はゲームをやったあとに小説を読みましたが、ゲラルトやほかのキャラクターのイメージが損なわれることは皆無でした。


小説版にゲームのキャラクターは登場するのか

小説ではゲームの登場人物の活躍も多いです。

ゲラルトとシリはもちろんのこと、1巻だけでダンディリオン、イェネファー、トリス、ヴェセミル、ランバート、エスケル、ディクストラ、フィリパ・エイルハート、エムヒル皇帝、シャニが登場。

3巻でゾルタンとレジス、4巻ではアヴァラックも出てきます。

また、小説にはグウェントカードで名前を見るキャラクターが多数登場するのも見逃せません。


ゲームと小説のどちらから始めるべきか

小説→ゲームが理想だが

ウィッチャーの世界を余すことなく楽しむのなら、時系列に沿って小説から始めるのがベスト。

なぜなら小説の5巻でようやく明かされる事実がゲームでは序盤から当たり前のように会話に出てきたりするからです。

ゲームを先にやると小説の衝撃展開がだいぶ薄れると思います。

一方、ゲームから始めると小説の難易度が下がるというメリットがあります。

ゲーム→小説がイージーモード

小説にはゲームに負けず劣らず大量の人物名や地名が出てきます。

ゲームをプレイして登場人物や世界地図をイメージできる状態にしておくと、小説を読むのがぐんとラクに。

また、小説版は長いです。

1冊あたり500ページを超えるものもあるため、ウィッチャーへの愛着がないと耐えられなくなる可能性が。

私はゲーム未プレイだったら1巻の途中で挫折していたと思います。

Netflixのドラマが始まったらまた違うのでしょうが、個人的にはゲームである程度ウィッチャーのことを知ってから小説に入るのがおすすめです。

ゲームのあとに小説を読んで、「ディクストラの足の話はこのことか!」「ダンディリオン、意外と優秀!」と、ゲームでの知識を補完できるのも楽しいはず。


まとめ

ウィッチャー作品に触れたことのない場合は、まずはゲームを遊んでみて、気に入ったら小説を読むといいと思います。


ゲームで人物や用語を覚えてからのほうが小説のハードルが下がります。

ゲームはやったけど小説を読むか迷っているという方は、図書館で借りるとかKindleでサンプルだけ読んでみるとかでも構わないのでぜひ試してほしいです。

アンドレイ サプコフスキ (著), 川野 靖子 (翻訳), 天沼 春樹 (翻訳)

現在、未翻訳の『The Last Wish』をKindleで読んでいるので、読み終わったら感想を書く予定です。

2019/08/12追記:

『The Last Wish』読み終わりました。

>>ウィッチャー原作小説The Last Wishの内容と感想

2019/12/06追記:

『Sword of Destiny』読み終わりました。

>>ウィッチャー原作小説Sword of Destinyの内容と感想

2020/07/26追記:

『Season of Storms』読み終わりました。

>>ウィッチャー原作小説『Season of Storms』の内容と感想



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