【イギリス免許証切替・後編】DVLA申請書の書き方から免許到着まで


この記事は「【イギリス免許証切替・前編】全体の流れと日本大使館での手続き」の続きです。

日本の運転免許証をイギリスの免許証に切り替える手続きのうち、後半のイギリス運転免許庁(以下「DVLA」)に申請書類を送ってイギリスの免許証を受け取るまでをまとめました。

DVLAに送る申請書の書き方、郵便局でのPostal Order購入方法、イギリスの免許証が届くまでの日数なども記録しています。

※手続きに必要な書類や、書類の送付先は変わる可能性があります。
 最新情報は必ず在英国日本国大使館のウェブサイトでご確認ください。

【在英国日本国大使館】英国運転免許証への切り替え手続き



DVLAに送る書類について

私が免許切り替えのためにDVLAに送った申請書類は次の5点です。

  • DVLA申請書D1(顔写真つき)
  • 自動車運転免許証抜粋証明書
  • 日本の運転免許証
  • 手数料分のPostal Order
  • BRPカードの両面コピー(※)

自動車運転免許証抜粋証明書、日本の運転免許証、BRPカードのコピーは問題ないと思うので、DVLA申請書D1Postal Orderの部分を説明していきます。



(※)本来、免許証の切り替えにはDVLAに身分証明書の原本を送る必要があるのですが、日本のパスポート所持者でBRPカードを持っている人に限り、BRPカードの両面コピーで対応してくれます。

このあたりの詳細は大使館のウェブサイトをご参照ください。


DVLA申請書D1の入手方法

DVLA申請書D1というのが免許証切り替えの申請用紙で、一連の手続きの最重要アイテムになります。

申請書D1

郵便局でもらうか、インターネットで請求して手に入れます。

【参考】Order DVLA forms

手っ取り早いのは、近くの郵便局で「D1 application formがほしい」と聞くことです。

日本大使館に「自動車運転免許証抜粋証明書」の申請書を郵送する場合は、Special Deliveryを送るときに郵便局でDVLA申請書D1をもらっておくとスムーズ。


DVLA申請書D1の書き方

免許証切り替えの最難関は申請書D1の記入だと思います。

作業だけで言えば必要事項を書いて顔写真を貼るだけなのですが、申請書の文字が多い上に細かいので、どこに何を書くのか理解するのに苦労しました。

それでは私が実際に書いた申請書をもとに、記入内容を項目ごとに解説します。

※記入の際は必ずご自身でも申請書と付属のパンフレットに目を通してください。


申請書のおもて


1. What are you applying for? (何を申請するのか)

  • 一番下の緑文字「To exchange my non-UK licence for a GB licence」にチェックを入れる
  • その下の、免許証の発行国・免許試験に受かった国に「JAPAN」と記入


2. Your details (申請者情報)

  • 自分の肩書き(Mr.とか)にチェックを入れる
  • 氏名、生年月日、住所、電話番号(任意)、メールアドレス(任意)を記入
  • 出身国に「JAPAN」を記入
  • UKに住み始めた日(入国日)を記入

電話番号とメールアドレスの記入は任意ですが、DVLAが連絡をとれるようどちらかは書いておきます。


3.Your eyesight (視力について)

  • 運転に必要な視力があるかどうか。「はい・いいえ」のどちらかにチェックを入れる
  • 眼鏡やコンタクトレンズを使うかどうか。「はい・いいえ」のどちらかにチェックを入れる


申請書の裏


4.Your health (健康状態について)

  • 健康上の問題があるかどうか。「はい・いいえ」のどちらかにチェックを入れる
  • 「はい」と答えた場合はその次も要確認


5.Your proof of identity (身分証明書について)

  • BRPカードで身分を証明するので、BRPの箇所にチェックを入れる
  • その下の空欄にBRPカードのシリアルナンバーを記入


6.Signing a photo to verify identity 

  • 身分証明書にBRPカードを使う場合は記入不要



7.Your declaration (日付・署名・写真)

  • 申請書の内容に間違いがないことを確認し、日付と署名を入れる
  • 申請書の裏面に顔写真が見えるように貼る

この署名と顔写真がイギリスの免許証に使われます。

顔写真として認められる写真は、カラー写真、背景はライトグレーかクリーム色、サイズは縦45ミリ・横35ミリなど条件がたくさんあります。

駅や郵便局にある証明写真機には運転免許書用モードがあるので、そこで撮った写真を使うとラクです。

申請書の写真の部分はシール状になっているのでのり不要です。


左下の「Your checklist」欄

  • 申請書に署名を入れたらチェック
  • 手数料の金額を記入
  • 同封する小切手かPostal Orderの番号を記入
  • 同封する日本の免許証を用意したらチェック

免許証切り替えの手数料は2018年12月の時点で43ポンドです。

金額は下記リンク先の「Exchange a paper or non-GB driving licence」という項目で確認できます。

【参考】Driving licence fees

Postal Order番号は、Postal Order裏面に書いてある20桁の番号です。



Postal Orderの入手方法

DVLAに払う免許証切り替えの手数料として、小切手かPostal Orderを同封します。

私は郵便局の窓口でPostal Orderを購入しました。

希望の金額を伝え、DVLAあてだと話したら「DVLA Swansea」と宛名に書かれたものを出してくれました。

DVLAへの43ポンド+郵便局への手数料で48ポンド。

しかも現金払いのみ。

コーヒー1杯すらデビットカードで支払うイギリスにおいて、48ポンドを現金でしか受けつけないというのは仰天の展開でした。

支店によって違うのかもしれませんが、Postal Orderを買うときは現金を用意しておいたほうがいいでしょう。

ポスタルオーダー

Postal Orderを手に入れたら裏面の空いているところに自分の名前と生年月日を記入します。

また、裏面に書かれたPostal Order番号を申請書D1に記入します。


Special DeliveryでDVLAに必要書類を送る

申請書類がそろったらDVLAのJapanese Account Managerあてに書類一式を送ります。

2018年12月現在の宛先は下記です。




DVLA Japanese Account Manager
1.Ms Lisa John
Address: CCU1, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-782112
2.Ms Diane Sturley
Address: CCU5, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-384698

担当者はいずれ変わると思うので必ず大使館のウェブサイトで最新の宛先を確認してください。

1と2はどちらを選んでもいいのですが、私は何となく2番目の担当者にしました。

日本の免許証を同封するので、郵送にはSpecial Deliveryを使います。

しばらく日本の免許証とお別れになるので、「無事に戻ってきてね」と祈りました。



ちなみに、郵送ではなくDVLAの事務所に直接書類を持って行く方法もあります。

場所はウェールズだし、バーミンガムから行けるなら行ってみようかなと思って調べてみましたが、鉄道でスウォンジー駅に行き、さらにバスに乗らないといけなかったので即刻あきらめました。カーディフだったら行ったのに。


イギリスの運転免許証が届くのを待つ

Special Deliveryを発送したら、あとはDVLAからイギリスの免許証が届くのを待つだけです。

私は発送日から9日目で受け取ることができました(土日を1回はさむ)。

身分証明にもなるイギリスの免許証ですが、いたって普通に普通郵便で送られます


日本の免許証は3か月くらいで戻ってきた

DVLAに送った日本の免許証は日本大使館に返却されます。

大使館のウェブサイトには「日本の運転免許証すべてが必ず返還されるとは限りません」とあるので不安になりますが、これはDVLAとイギリスの郵便を信じるしかありません。

私の場合は、イギリスの免許証を受け取ってからほぼ3か月後に大使館から「DVLAから免許証が当館に返還されました」とメールが来ました。

日本の免許証は大使館に取りに行くか、郵送してもらうかを選ぶことができます。

詳細はウェブサイトにも載っていますし、メールにも手順が書いてありました。

帰国してしまった場合でも相談すれば対応してくれるようです。


後半のまとめ

以上が日本の免許証をイギリスの免許証に切り替える手順です。

申請書D1を書くのに手間取るかもしれませんが、内容をよく確認しながら書いて、必要な書類をちゃんとDVLAに送れば問題なく手続きできると思います。

>>イギリス生活に関する記事一覧