イギリスで買える、よく使う掃除用品を紹介


イギリスに住み始めて間もない頃は、どんな掃除用品があるのか分からないと思います。

前の住人の掃除が甘くて、かつ大家さんのチェックもゆるいと、引っ越したら早々に掃除ということもなくはありません。

イギリスでどのような掃除用品が買えるのか知りたい方の参考になるよう、私がよく使う掃除用品の概要と使用感を紹介します。


洗濯槽クリーナー

鉄板はDettol Washing Machine Cleaner。というか、近所で見つかる洗濯槽クリーナーがこれしかありませんでした。

イギリスの洗濯槽クリーナー写真

洗い終わった洗濯物にワカメみたいな浅黒いピロピロしたもの(=カビ)が付いた頃に慌てて使います。普通はそういうのを未然に防ぐために2~3か月に1回使うのでしょう。

洗濯機の液体洗剤を入れるところに中身を全部投入して通常どおり回します。我が家のドラム缶洗濯機は洗剤の注入口が3つに分かれていたので、カンでそれっぽいところ入れました。

一度使えばカビも臭いも改善します。効果が足りないようだったらもう1個クリーナーを用意して同じ手順を繰り返してください。


排水溝クリーナー

とりあえずMr Muscle Power Gel。いわゆるパイプユニッシュ的なものです。

イギリスの排水溝クリーナー写真

洗面台やバスルームの排水溝の詰まりが気になってきた時に使います。

ボトルを開けて、中身の液体を全て排水溝に注ぎます。5分たったらお湯を流して終わりです。

日本のパイプユニッシュは15~30分放置とたしか書いてあるので、待ち時間が5分ってすごくないですか。それだけ薬剤が強力で髪の毛や汚れカスをみるみる溶かすのでしょう。

イギリスのバスルームの排水溝は、日本のようにフタが付いていないところが多いです。髪の毛や石けんカスも全て流れていくので、すぐに水の流れが悪くなります。

フタを付けてなるべく詰まらせないようにするという概念はなく、詰まったら溶かすというのがイギリススタイルのようです。

排水溝クリーナーを頻繁に使いたくないという人は、シールタイプの髪の毛取りシートを日本から持参するか誰かに買ってきてもらうかするといいと思います。


似たような商品にBuster社の「BATHROOM PLUGHOLE UNBLOCKER」があります。

使い方も効果も同じで、こちらはバスルーム専用。キッチン専用も出ています。

バスルームの汚れの原因は髪の毛や石けんカス、キッチンは食べ物の残骸なので、それぞれの掃除に最適な成分になっているのだそうですよ。公式動画で言っていました。

何にせよ、使うと水の流れが一気に改善します。


浴室などのカビ退治

私が使っているのはAstonish Mould & Mildew Blaster。要するにイギリス版カビキラーですが、カビキラーより桁違いに強力です

イギリスのカビ落とし写真

スプレー型で750mlです。他のメーカーも同じサイズなので、この大容量が一般的な模様。正直そんなにいらない。

スプレーの口をONにして汚れに直接吹きかけて、3分たったら水で流して終わりです。

「No need to scrub(ゴシゴシ不要)」と書いてあるとおり、吹きかけて洗い流すだけでカビや水垢がきれいになります。

恐ろしいのは、こびりついたアカもこすることなく落ちることです。たぶん溶けています。

スプレーした途端に鼻にツンとくる臭いが充満するので心して使いましょう。

水で流した後もしばらく残るほど強烈です。また、手に付いたら皮膚が溶けてもおかしくない効力なので、スーパーや1ポンドショップでビニール手袋を手に入れておくことを推奨します。

他のメーカーの使用感は分かりませんが、DettolやMr Muscleも同じような商品を出しています。商品名に「Mould」や「Mildew」付いているものを探せばOKです。

どのメーカーも日本のものより威力が高いと思うので、使う時は気をつけてください。


その他の掃除用品

激落ちくん的なものが「Magic Eraser」という名前で売っています。シンクの掃除や、カビ用スプレーを使いにくい場所の汚れ落としなどに活躍します。

キッチンの油汚れを落とすキッチンクリーナーはいろいろなメーカーから出ています。どれもスプレー型の500mlで、除菌効果を兼ねているものが多いです。

イギリスのキッチンクリーナー写真


掃除用品はスーパーやネットショップで買える

掃除用品は近所のスーパーの日用品コーナーに置いてあります。日本と違ってドラッグストアでは売っていません。なので、BootsやSuperdrugにはありません。

まとめて買いたい、あるいは近所にスーパーがないという場合は、Amazonなどのオンラインショップが便利です。


まとめ

イギリスでも掃除用品は簡単に手に入ります。

日本より薬剤が強力なものが多いので、使う時はしっかり換気をして、目に入ったり肌に触れることがないよう十分に注意してください。

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