【バルダーズ・ゲート3】ゴータシュ戴冠式とウィル人生最大の選択。仲間が冷たすぎて草(3周目ウィル18)
多くの犠牲を出しながら、やっと竜岩砦まで来た『バルダーズ・ゲート3』の3周目。
今回のトピック↓
- 辺境の刃、検問所で暴れない
- ゴータシュ戴冠式
- 父を犠牲にして自由になるか、自分を犠牲にして父を救うか
戴冠式はウィル専用の選択肢がたくさん出てきて楽しい。
以下、ストーリー全域のネタバレあり。
<前回>イエナの存在理由、恋人の猫、大公爵の息子は検問所を顔パス
検問所は再び顔パス…とはいかず
竜岩砦に続く検問所へ。
検問所を通してもらうための選択肢が、戴冠式の招待状、レイヴンガード大公爵に緊急連絡、ヴァレリアの手伝いなど8個も並んでよりどりみどり。
しかしこれを選ばない道はない。
「アルダー・レイヴンガード大公爵の息子でも入れないのか?」
説得難易度30。南の検問所は顔パスだったのに、なぜ。
ボーナスを盛りに盛ってダイス40で華麗にクリア。
ブレイズ・エリンに「来るかもしれないとゴータシュ卿が言っていた」とか言われ、検問所を通してもらう。
ブレイズって燃える拳の2番目の階級だよね。上官は上級司令官のウィルのお父さんだけだよね? 上官の息子の言葉が信じられないだと?
まあ、身分証もない自称大公爵の息子の言葉を鵜呑みにしない点では、まあまあちゃんと仕事しているといえなくもない。
というか2番目の階級で検問所の担当ってどういう人事マネジメントなんだろ。
大公爵の息子が行くゴータシュの戴冠式
ゴータシュから戴冠式にお呼ばれしたので、おめかししていってくるか。
大広間に着くと、わざわざゴータシュが「貴族のみなさん。辺境の刃が来たようだ」と言うものだから、なんだか結婚式のサプライズに呼ばれた芸人のような気分になった(実際に当事者がどんな気分になるのかは知らない)。
ゴータシュから例のごとく、精神と肉体両方の神聖な誓いという仰々しい名前の同盟を持ちかけられる。
バルダーズ・ゲートをふたりで支配して王国を分け合おう、と提案を受けたときに「父上はどうなる?」とゴータシュに聞けるのが熱い。
その答えは「父上もほかの者と同じようにお前の命令には絶対服従する」。
たぶんウィル的に聞きたい答えはそういうのじゃないが、まあいいや。
父親を人質に取られているウィルにとって、ゴータシュと同盟を結んで先にオーリンを倒すのは妥当な流れともいえる。
周りもあんまり反対してないしな。どうせオーリンは倒すし、ゴータシュは油断してるときに殺せばいいし、みたいな感じで。
ゴータシュの大公任命
ゴータシュから「お前の父上が俺をバルダーズ・ゲートの初代大公に任命するの立会人になってくれ」と言われ、任命式へ。
ウィルのお父さんが立会人にゴータシュの大公就任の是非を問う際、ウィルには父上を止める専用選択肢が用意されているのが熱い。
つい選びたくなるよねー。
しかしこれは戦闘になる地雷オプション。
すかさずゴータシュが「若きレイヴンガードの目的はこの市議会の転覆だ!」と煽ってくる。
市議会の転覆って。街ごと支配しようと目論んでるクソ野郎がよく言うわ。
戦闘開始。レイヴンガード大公爵がばっちり敵側にいてお父さん死亡不可避。
そもそも鋼の衛兵が多すぎて無理。
戴冠式からやり直し、ゴータシュは大公になった。
感染しておかしくなった父親
戴冠式のあと、ウィルは7年ぶりに父親と話す。
しかし感染したレイヴンガード大公爵はアブソリュートの手先であり、本来なら言わないであろうことばかり口走る。
まず悪魔と契約して追い出した息子に対して「愛する息子よ、私のもとへ戻ったか」とか言う時点でおかしい。実際、正気に戻ったときも最初はウィルのこと許していなかったわけだし。
ウィルは言う。「父は英雄だった。アブソリュートの隷属から助け出す」と。
お父さんはなんと返したか。
「英雄とはより大きな善のために行動する者。お前とゴータシュと私が協力することがバルダーズ・ゲートのための最大の正義だ!」
笑顔で拳を握りしめて熱弁するレイヴンガード大公爵はもはや不気味の領域である。
「父とまた会えたことに感謝してる」と発言したイソベルのよう。寄生生物こわい。
こんな父親の姿を見なくてはいけないウィルが気の毒だね。
今まであんまりウィルに興味なかったし、今も別にすごく興味のあるキャラというわけじゃないけど、こうしてウィル目線で話を進めていると苦労してるのがよく分かる。
父親の命か、自由かの決断
戴冠式のあと、ミゾーラが本物のレイヴンガード大公爵の行方に関して匂わせ発言。
大休憩でミゾーラがウィルに理不尽な選択を突きつける。
一生ザリエルの奴隷になる代わりに父親を助けるか、自由を得る代わりに父親を犠牲にするか。
迷いはない。
魂? そんなもの、くれてやる。
ウィルはミゾーラと新たな契約を結んだ。
今までは「ウィルはもう自己犠牲をやめて自由になるんだ!」って軽い気持ちでウィルを自由にしてたけど、いざウィルとして選べる立場でやってみると、そんな簡単に父親の命を差し出せるわけはないんだよね。
まあ、単純に今までやってない選択をするとこうなるってだけなんだけど。それに、今まで散々悪事を働いてきて、ウィルだけ欲しいものを手に入れるわけにはいかない。
でも、ウィルでこのイベントをやるのは「やっとウィル本人が決めた」っていう感じがして大変清々しい。
いつもの流れでいくとウィルの考えを聞くこともなく、赤の他人がウィルとその親の運命を決めることになる。ほんとどうかしてる。
この件は私、1周目からブーブー文句言っていたけど、何周してもブタさんになれる。
契約後のみんなの反応
ウィルの一大決心のあと、みんなの反応は冷たかった。
シ「お前が後悔しないといいけど」
ア「自由を諦めるなんて理解不能」
ゲ「俺ウォーロックにはなりたくねえわ」
ミ「独善的なレイヴンガードはふたりもいらん」
冷たすぎない?w
レイゼルは通常運行だが、なんだろう、こいつら自分じゃまともな決断できないくせになんなんだろう(だがそれがいい)。
ジャヘイラだけが温かいコメントをくれる。
「愛する人を死の淵から救い出せるかもしれないとしたら、他人の意見なんて聞いても意味がない」
そのとおりである。なのに、ウィル以外のキャラクターでこのイベントを迎えると(以下略)。
ウィルが「ミゾーラの条件を受け入れたのは間違いだったのか」と伝えられるのもジャヘイラにだけであり、かつての英雄への敬意と信頼がにじみ出ている。
余談:別パターンのみんなの反応
では、父を犠牲にして自由を得た場合、みんなの反応はどうなるのだろう。
気になったので見てきた。
シ「夜の歌い手はお前の決意を歓迎するでしょう」
ア「お前が出世するならその決断もやむなし」
ゲ「俺ウォーロックにはなりたくねえわ」
ミ「父殺しは偉大さの第一歩だけど、力を犠牲にすることは後悔しないように」
やっぱり冷たすぎない?w
レイゼルにいたってはセリフ不動で、ウィルがなにを選ぼうがミゾーラにしか関心がないという。
まあ、家族とのつながりが薄い人が多いとこんなもんなのかな。
カーラックがいないのが悔やまれるね。
親身になってくれるのはジャヘイラだけだ。
「大公爵は自分のために息子がザリエルの奴隷になるのを望んでないでしょう。それでも誰かを失うのは辛いこと。必要な場合は人に頼りなさい」
最終決戦の上層地域でのスピーチをジャヘイラに頼んだときも思ったけど、英雄と呼ばれる人は、どうして聞き手が望む言葉がスラスラと出てくるのだろうか。
ミゾーラの反応
そんなわけで、自由をなによりも求めていた辺境の刃は、引き続きミゾーラのペットとして契約ガチガチの人生を歩むことになった。
ミゾーラは「お前が助けを必要としてたから助けてあげた」「でも私って尽くすタイプだから、パパを助けに行くときは手伝う」などとほざいている。
デヴィルと契約はするもんじゃないね。
続き

売り飛ばしたギスヤンキの卵その後、イエナに化けたオーリン|バルダーズ・ゲート3
ウィル主人公で好き勝手に遊ぶ3周目プレイ記録19
- 辺境の刃、ゼブローを殴りアラベッラを見殺しにする
- 荒廃した村にある鏡でウィルの願望を垣間見る
- 辺境の刃、エセルおばさんと取引して仲間の片目を失う
- 積荷横取り、フロリック顧問救出、パンイチ拷問、ヴォーロ手術
- 辺境の刃、ティーフリングを裏切りエメラルドの森を襲撃する
- エメラルドの森襲撃後の祝宴、ハルシンの復讐
- 辺境の刃、カーラックを狩りミゾーラの褒美を得る
- 辺境の刃、ギスヤンキのクレシュを爆破し卵を売り飛ばす
- スーラにとどめ、デリス恐喝、マイコニドゼブロー爆誕、君主グラットに味方
- ネアに味方する場合の分岐&そうだったのかグリムフォージ
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- イソベル誘拐に加担、《最後の光》亭壊滅、ゾンビになったネア
- ユーギルを助け、バルタザールを倒し、ナイトソングを助けない
- マインド・フレイヤーのコロニーで親子再会。仲間が冷たすぎて草
- Act2振り返りとAct3で何をするかリストアップ
- 新しく試したMODとかアストラルプリズムの発見順とか
- イエナの存在理由、恋人の猫、大公爵の息子は検問所を顔パス
- ゴータシュ戴冠式とウィル人生最大の選択。仲間が冷たすぎて草
- 売り飛ばしたギスヤンキの卵その後、イエナに化けたオーリン
- ミゾーラのロマンスイベントをできるだけ詳しく解説する
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