【エルデンリング】フロムゲー初心者、戦技ド忘れしてライカードを倒す(プレイ日記28)

エルデンリング攻略日記 アイキャッチ

フロムゲー初心者が『エルデンリング』のクリアを目指すプレイ日記その28。

今回は火山館でライカードを倒したこと、ラーヤのこと、火山館イベント全体の感想です。

振り返ると火山館はけっこうおもしろかった。

ネタバレあります。

火山館で王に見える

巨人たちの山嶺で標的のユーノ・ホスローを倒したので、タニスに報告する。

するとタニスに「我が王に見えてみないか?」と聞かれ、まみえることにしたらいきなりボス部屋の前(祝福「謁見の道」の場所)に送り込まれた。

ということでライカードに挑む。レベル95。

冒涜の君主、ライカード戦

ライカード戦ではまず、ボス部屋に入ってすぐ左のところに落ちている大蛇狩りという武器を拾う。

大蛇狩り 入手画像

火山館の廊下にいた霊体が王の間に置いたと話していた、大蛇を殺すための槍。

大蛇狩りはライカード戦でのみ遠隔攻撃が可能になっているスペシャルアイテム。

大蛇狩りの戦技を使うとライカードが怯んで簡単に倒せるよ、とネットでチラ見したがどうもうまくいかない。

「全然怯まないじゃん」「ライカードふつうに強いじゃん」と思いながら10回ほど挑戦してライカードを撃破したが、全然怯まないもなにも私が連打していたのは戦技ではなく強攻撃のボタンだった

ライカード戦 画像

要するに戦技(L2)と強攻撃(R2)を間違えていたのですね。

FPが一向に減らない時点で気づけという話。

どおりで写し身のほうがゴリゴリHPを削っていたわけだ。

あと敵の攻撃に関しては一応、剣とかヘッドアタックはローリング回避、溶岩とかは盾、ドクロは走って逃げたけど、わりとよけられていない。

ライカード戦は舞台と演出がかっこよくて楽しかった。

ライカード撃破後の火山館

火山館に戻ってパッチ、ベルナール、タニスと話す。

ライカードが倒されたことで火山館はもう終わり状態だった。

パッチはフーテンに戻ると言い、ベルナールは古い約束を果たすため黄金樹に弓引くらしい。

(そのあと、日陰城のパッチからタニスを元気づけるための「踊り子の打楽器」を受け取って、パッチの「タニスに興味がある」発言は本気だったことを知る)

タニスはライカードが敗れたことに衝撃を受けつつも、我が王がまだ弱かったことが分かったと褪せ人に感謝する。

ライカードは不死で、またいつか強く蘇るらしい。

タニスは火山館を離れると話す。

ラーヤの親とは

ラーヤは以前と同じ場所にいた。

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ラーヤの願いを聞かず放置したため、「どうしても殺しては頂けないのですね」「貴方はいつも優しく、とても厳しい人」と悲しそうに言われる。

火山館 ラーヤ 画像

まだ忘却の薬を渡せるようだったけど、渡さずロードし直すとラーヤの姿はなく、代わりにゾラーヤスの手紙とデーディカの禍(タリスマン)が。

手紙に「旅に出ようと思います」と書かれているということは、生きることにしたのかな?

それにしてもデーディカとは。ラーヤが持っていたということは、デーディカがラーヤの生みの母なのか。


ラーヤの父親は大蛇となったライカードなのではと推測。

  • ラーヤは偉大な王の恩寵を受けて生まれた → タニスの言う偉大な王はライカードのはず
  • タニスがラーヤのことを大切にしている → ライカードの子だから
  • ライカード(Rycard)とラーヤ(Rya)の名前が「Ry」で始まる → マリカ(Marika)の子であるミケラとマレニアはMで始まり、ラダゴン(Radagon)の子であるライカード、ラダーン、ラニはRで始まる、というルールに沿っている(ただ、ゾラーヤス(Zorayas)には当てはまらない)

といった理由。

ラーヤの知ったおぞましい儀式は蛇と人間が子をなすことで、だからラーヤは人からも蛇からも許されるべきではないと話していたのかなと想像。


なんにせよラーヤには報われてほしい。タニスの言うように、生まれに責任はないのだから。

その後、タニスが王の間でライカードを食べているのを見て、ラーヤにはぜひ母タニスの志を継ぐ以外の生き方を見つけてほしいと思ったものです。


ところでラーヤの首飾りの異国の女の肖像って、タニスなのかな。

火山館イベントの感想

火山館のイベントはライカードを倒すためのステップくらいにしか見ていなかったし、ボス部屋に入って最初に思ったことも「ライカードって本当に蛇に喰われたんだ」程度だった。

ただ、ライカードと戦うまでの背景を考えてみるとけっこうおもしろい。


破砕戦争が起きた当初は、ライカードには大いなる意志に反旗を翻すという目的があった。

しかし、ライカードの目的は永遠に生き、喰らい、成長し続けることに変わる。

大ルーンごと大蛇に自らを喰わせ、ライカードの冒涜の野心は「覇王の雄心」から「下卑きった貪欲」と評されるようになった。


褪せ人に課せられた同胞狩りは、大蛇に喰われるためのオーディションのようなものに過ぎなかった。

これまで何人の英雄が、黄金樹に弓引くという名目で同胞の褪せ人を殺したあげく、王の間に招かれて「蛇の王の家族となり共に神をも喰らおうぞ」と大蛇に歓迎され、大蛇の寿命をのばすために喰われたのか。

ライカードの剣にうごめく腕の数や、王の間に積み上がった亡骸を見るだけでも、相当数の犠牲者がいることが分かる。

エリアには瞳のサーコートが落ちているので、中にはギデオンのスパイもいたようだ。


ライカードに見切りをつけた臣下が多い中、火山館に数多く訪れる褪せ人に希望を託した者もいた。

火山館の廊下にいた、蛇殺しの槍のことを教えてくれた霊体だ。

火山館の霊体 画像

ライカードの臣下と思われる火山館の霊体は、褪せ人に大蛇を殺してくれと頼む。

そして褪せ人は王の間の大蛇狩りを使ってライカードを倒した。

ライカードの臣下が大蛇を殺すことを願ったのは、ライカードの名をこれ以上辱めないためだった。

ラダーン祭りも同じようなもので、あれはラダーンが腐敗に侵されて死ぬのではなく、ラダーンに戦場で最期を迎えてもらうために開催されたもの。

ライカードもラダーンも、ゲームではエルデンリングが砕けて頭がおかしくなった姿しか見ることができないが、臣下が名誉を守ろうとしている様子から、どちらもかつては人望のある有能なデミゴッドだったことがうかがえる。

ラニにも忠実で優秀ないい臣下がいたしね。


まだよく分かっていない部分もあるけれど、火山館、思ったより興味深い場所だった。

次の記事:ソールの城砦でミケラを考え、聖樹でミリセントと共闘する

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