パリ乗り継ぎは1時間半で足りる?エールフランスでローマに行く場合


先日、エールフランスを使ってパリ経由でローマへ行ってきた。

ひとり旅ではあるが小心者なので、

シャルル・ド・ゴール空港での乗り継ぎ時間は1時間半で大丈夫なのか?

ローマの空港から電車でちゃんとテルミニ駅まで行けるのか?

ローマ到着が夜7時を過ぎるが、ひとりでテルミニ駅を歩いて大丈夫なのか?

といったことが心配だった。

幸い拍子抜けするくらい何事もなかったので、同じような不安を抱いている方の参考になればと思い、実際どうだったのかを紹介する。

本記事では、パリでの乗り継ぎについてまとめた(ローマ到着以降はこちら)。



乗り継ぎ時間が1時間半で間に合うのかという不安

パリのシャルル・ド・ゴール空港の乗り継ぎには2時間ほしい、という話をよく聞く。

巨大で複雑な空港なので、時間に十分な余裕を持つことが推奨されているのだ。

でも目的地には必要最低限の乗継時間で向かいたいと思うもの。

それに私の場合、成田からパリへのフライトはエールフランス航空で、パリからローマへのフライトもエールフランス航空だ。

エールフランス便どうしの乗り継ぎはターミナル2の中で済むので、ターミナル1とか3とかに移動するわけではない。

それなら乗り継ぎに1時間25分あれば大丈夫でしょう! と成田からパリ経由でローマに行く飛行機を予約していた。

しかし、よくよく考えたら搭乗は出発時刻より早く締め切られる。

予約時の1時間25分という乗継時間は、あくまで成田便のパリ到着時間から乗継便の出発時間までの時間。

搭乗締め切り時刻を考慮すると実質、乗り換えには1時間あるかないかということに出発当日の成田空港で気づく。

自分でフライトを選んでおいて「間に合うのか?」と急に不安が押し寄せた。

とりあえず成田発の飛行機は定刻どおりに出発したので、乗り継ぎ時間が減ることはなさそうで一安心。

エアアジアでミャンマーに行った時のように、乗り継ぎ時間ぶん飛行機が遅れると大変な悲劇なのでね…。

>>エアアジア遅延で乗り継ぎ便に間に合わず、次の便に振替になった話



ターミナル2Eから2Fへ移動はあっという間だった

成田発のフライトに遅延がなかったおかげで、実際の乗り継ぎは楽勝だった。

飛行機は予定より少し早くシャルル・ド・ゴール空港のターミナル2Eに到着。

ローマ行きの出発ゲートはターミナル2Fにある。

ヨーロッパ行きのエールフランス便は基本的に2Fから出発する。念のため事前にエールフランスのサイトで出発ターミナルを調べたら、やはりローマ行きは2Fだった。

飛行機を降りた後はひたすら「Connection flight」「2F」の表示を追う。

進む方向が分からなくなっても、係員に搭乗券を見せれば教えてくれる。

この間に「Departure」と書かれた電光掲示板を見つけ次第、乗り継ぎ便の搭乗ゲートが何番かを確認しておく。


「2F」のセキュリティチェックに到着。

午後3時くらいは隙間時間なのか、11月は空いているのか、理由は分からないがセキュリティは待ち時間ゼロだった。

飛行機を降りてからセキュリティを通るまでの所要時間は5分。もっと時間かかるかと思った。

引き続き「2F」の表示を追うと、乗り継ぎ専用の入国審査カウンターに着く。

目的地はイタリアだが、イタリアもフランスもシェンゲン協定区域なので最初に到着したフランスで入国審査を受ける。

係員に「こっちに並んで」と言われて進むと、窓口がひとつしか開いていないのに3列に並んで待つという謎のフォーメーションになっていた。

案内係と入国審査官の連携皆無。

なかなか順番が来なかったものの、入国審査自体は秒殺で終わった。イギリスと大違いだよ(イギリス入国では目的や滞在期間などいちいち聞かれたが、現在は自動化ゲートが使える)。

なんだかんだ言って、合計20分で乗り継ぎ便の出発ゲートに着いた。

シャルル・ド・ゴール空港の乗り継ぎには2時間ほしいと言われるが、ターミナル2Eから2Fの乗り継ぎならよほどの混雑がなければ1時間あれば問題ない。

エールフランスの英語サイトでも、ターミナル2Eから2Fへの乗り継ぎにかかる所用時間は約30~40分と書かれていた。

もちろん、出発便が遅れたら話は別。こればかりは運次第である。



まとめ

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