札幌から登別へ日帰り観光(行き方、まわり方、所要時間)

登別観光

札幌に滞在中、日帰りで登別に行ってきた。

登別の観光スポットは地獄谷、クマ牧場、マリンパークニクス、伊達時代村などがあり、私はこのうち地獄谷とクマ牧場を訪れることにした。

日帰り観光の流れ
  • 札幌から電車とバスで登別温泉へ
  • のぼりべつクマ牧場と地獄谷を観光
  • 高速バスで札幌へ

この記事では、公共交通機関を使って登別へ行く方法と、どのような時間配分で観光スポットをまわったかを紹介したい。

※電車やバスの時間・料金は2019年6月のものです




08:36~09:51 電車で登別駅へ

特急スーパー北斗に乗って札幌から登別へ移動。

札幌駅は始発なので、出発時刻の30分前に行ったら余裕で自由席に座れた。平日だったのもあるかもしれない。

発車10分前にはほぼ満席になっていた。

乗車時間は1時間ちょっとなのだが、電車代は3,960円と高めである。

高速バスだと1,850円と電車の半額以下になるため、帰りはバスを使うことにした。



10:12~10:30 路線バスで登別温泉バスターミナルへ

クマ牧場と地獄谷は、登別駅からバスで20分ほどのところにある登別温泉のまわりにある。

バスの間隔は1時間に1本か2本。

時間はインターネットでも調べることができるが、登別駅に置いてある時刻表が使いやすい。

登別駅と登別温泉のあいだは片道340円。

だが、登別駅の中にある券売機では往復乗車券が620円で売られているので、ここで乗車券を買っておくと60円お得だ。

登別温泉バス乗車券


10時12分発のバスに乗り、終点の登別温泉バスターミナルで下車。

バスターミナルにある観光案内所・登別ゲートウェイセンターで登別温泉の地図をもらい、地獄谷とクマ牧場への行き方を確認した。

当初は地獄谷に行ってからクマ牧場に寄ろうと考えていたが、

「クマ牧場は天気が悪いとすぐ閉園するから、今日は早めに行ったほうがいいかもしれないですねえ」

と案内所で言われたので、先にクマ牧場に向かうことに。

ちなみにこの日は雨ではなかったが、どんよりした曇り空でいつ雨が降ってもおかしくない空模様だった。



11:00~12:30 のぼりべつクマ牧場観光

クマ牧場にはロープウェイでしか行くことができないため、ロープウェイ乗り場が事実上クマ牧場の入り口になっている。

入場券はロープウェイ往復券とのセットになっている。

クマ牧場の敷地内には本物のヒグマのほか、ショップ、レストラン、ヒグマ博物館、円形カルデラ湖である倶多楽湖(くったらこ)展望台、アイヌ文化を体験できるユーカラの里、エゾリスを展示するリス村もある。


「クマしかいないなら1時間もいらないかも」と思っていたが、クマを眺めるのが思ったより楽しくて、食堂でのランチを含めて1時間半ほど滞在していた。

クマ牧場の詳しい行き方や感想は「一生分の熊を見た。のぼりべつクマ牧場の見どころと感想」にまとめている。



13:00~14:30 地獄谷散策

ロープウェイ乗り場に戻ったあとは、商店街をとおって地獄谷へ移動した。

登別地獄谷

午後1時の地獄谷の展望台は大量の観光客であふれていた。小樽より混んでいる。

タイミングよくボランティアガイドさんに案内してもらえることになり、地獄谷、奥湯沼、天然足湯を90分でまわった。

地獄谷が見える遊歩道は大混雑だったが、それ以外は空いていて快適に歩くことができた。

来る前は足湯があるなんて知らず、タオルがなかったので天然足湯は見ただけ。

登別温泉足湯

入りたい場合はタオル持参と、足首の上までまくれる格好を推奨。

地獄谷の散策については「地獄谷と大湯沼が圧巻。登別温泉の観光スポットを90分で散策
」に詳しくまとめている。



14:55~15:07 路線で登別駅方面へ

バスの時間まで10分ほど余裕があったので、商店街の杉養蜂園ではちみつ入りソフトクリームを食べてから登別温泉バスターミナルへ戻った。

登別でアイスクリーム

このソフトクリームおいしかった。コクのあるアイスにハチミツの甘さがよく合う。

まあ、お店は全国にあるので北海道限定でも何でもないが。

登別温泉バスターミナルから14時55分発のバスに乗り、登別駅のひとつ手前のマリンパーク入口というバス停で下車。

高速バスの停車駅は登別駅よりマリンパーク入口のほうが近いからだ。



15:22~17:08 高速バスで札幌駅前ターミナルへ

札幌行きの高速バスは、国道36号線沿いにあるコープの近くにあるバス停に発着する。

登別バス停

登別駅から徒歩5分くらいの距離だ。

料金は降車時に払うこともできるが、バス停のうしろにある建物が乗車券売り場になっていたので、私はそこでチケットを購入した。

15時22分、時間どおりにやってきた中央バス運行の高速むろらん号に乗車し、札幌へ。

買ったチケットには道南バスの白鳥号と書かれていたが、乗車券は共通のためむろらん号でも使うことができる。

登別バス乗車券

最初は「むろらん号に乗ったけどチケットが白鳥号じゃん!」と焦った。

バス車内は満席ではなかったが、横並びで空いている座席はもうなかった。

私は夕方になる前に登別を出発したが、もっと遅い時間のバス・電車で帰るのであればマリンパークニクスか伊達時代村のどちらかにも寄れると思う。



まとめ

登別温泉までのバスは本数が少ないので、公共交通機関で行く場合は行き帰りの時間を考えておくと無駄なく観光することができる。

地獄谷もクマ牧場も見ごたえがあり、なかなか楽しい日帰り旅行となった。


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