【FF14】オーケストラコンサート2025に行ってきた。曲目と感想

12月27日・28日に開催された「FINAL FANTASY XIV ORCHESTRA CONCERT 2025 -Eorzean Symphony-」に行ってきた!
千秋楽公演だったからか、熱気があってとてもよかった。
以下、自分用の鑑賞メモを兼ねた感想。
第一部
新生 / 蒼天 / 紅蓮編のプログラム。
1. そして世界へ
前回はアンコールだった曲が開幕で流れて新鮮なスタート。
2. 天より降りし力
新生編の戦闘でよく聞く曲。
コンサートだとコーラスに迫力があって引き込まれる。
3. 希望の都
グリダニア開始の黒渦団所属民なので、ウルダハから冒険を始めた人はいろんな思い出が蘇るんだろうな、と思いながら聞いていた。
ウルダハは都会でスクリーン映えするし、BGMもオーケストラ映えするのでいいよね。
4. 究極幻想
アルテマウェポンの曲。
メンタールーレットでよく聞く。
5. 彩られし山麓 ~高地ドラヴァニア:昼~
新生編は懐かしさすら感じないほど記憶が薄れているが、蒼天編からはほんのりと記憶がある。
イゼルやオルシュファン、薪拾いするアルフィノが懐かしい。
6. Dragonsong
ニーズヘッグ戦などで流れる歌を、2022年公演時と同じカルテットバージョンでお届けとのこと。
真っ赤なドレスをお召しになったアマンダさんが歌ってくれた。
ステージに登場した瞬間からすごいオーラが出ているのに、笑顔がチャーミングすぎる。
7. メビウス ~機工城アレキサンダー:天動編~
アレキサンダーの曲。
演奏が途中で止まり、ステージの演奏者さんたちが時間停止の演出。
そして1階の客席の扉から吉Pと祖堅さんによるチンドン屋が登場し、客席を横断していった。
通路から2メートルくらいの席だったので、めちゃくちゃよく見えた。おふたりともいい笑顔で通り過ぎていった。
ファミ通さんの記事で写真が見れます。
参考:『FF14』“Eorzean Symphony”リポート。ヒカセンとして歩んだ数千時間の旅路がより愛おしくなる「オーケストラ演奏であの曲もこの曲も聴きたい」が叶った約150分 - ファミ通.com
8. 塩と苦難の歌 ~ギラバニア湖畔地帯:昼~
パンフレットによると吉Pがこの曲を好きらしい。
ゆったりめなのに堂々としていて、流れるように聞ける。
9. 月読命之唄
ヤンサのフィールドパートの、コンサートマスターによるヴァイオリンソロが上手すぎて悶絶。
ツクヨミの曲を聞き、スクリーンに映し出されるヨツユや柿を見ながら、ツクヨミ周辺から漆黒導入のストーリーを思い返し、7.1~7.4のストーリーは訴求力が弱いな…と思ったり。
10. 鬨の声
いつもの。いつ聞いても迫力があってコンサート映えする曲。
第二部
漆黒 / 暁月 / 黄金編のプログラム。
1. Shadowbringers
ジェイソンさん登場。歌の緩急に圧倒される。
コーラスの方たち「Home Riding home」の部分ぜったい好きですよね? と思うくらい気合いを感じた。
私も好きです。
2. Tomorrow and Tomorrow
アマンダさん登場。
3年前に初めてアマンダさんの歌唱を聞いたときは猛烈に感動したのに、今回は「何度聞いてもうっとりするなあ」という、だいぶ贅沢な感想になった。
3. To the Edge
ジェイソンさんが歌うウォーリア・オブ・ライト戦の曲。
これも5.3の話だったんだよな。やっぱり7.1~7.4の(以下略)。
4. Close in the Distance
ジェイソンさんが歌うウルティマ・トゥーレの曲。
会場のデュナミスの力により色が制御される光のクリスタル(LEDライト)の使い所だったが、このライト、もっと活躍の場があってもよかったのではと思った。
(まあ、クリスタルは買ってないんだが。祖堅さんのMCのカンペに書かれていたというセールストークを聞いて、休憩時間に買おうと思ったら売り切れてた)
5. Flow
アマンダさんの淀みなく流れる歌声とともに、私のエーテルが涙と鼻水になって星に還っていった。
6. 山峡の涼風 ~オルコ・パチャ:昼~
私はヴァリガルマンダ討滅戦の曲が好きで、オルコ・パチャのBGMも実質ヴァリガルマンダみたいなものなので、この選曲はとても嬉しい。
スクリーンに雄大なウォーコー・ゾーモーが映し出されるのを見ながら、まだヨカフイ族の友好部族クエストを開放していないことを思い出した。
7. Give It All ~至天の座アルカディア:ライトヘビー級~
4層の曲。零式やっていないので、零式の映像を初めて見て「へぇ~」ってなっていた。
アルカディアの曲を1枚のアルバムにまとめてくれないだろうか。
8. Smile
7.0のエンディング曲。
曲よりも、スクリーンに映し出されたアルカディア闘士たちの仲よしショットが気になってしょうがなかった。
アンコール
1. 終焉の戦い
待ってました。
前回はアンコール2曲目に演奏された、新生~漆黒メドレーの全部盛り楽曲。
2日間で4公演やって最後に演奏するには重すぎる曲のはずなのに、最高品質のまま全力で演奏してくれるのが感謝の極み。
2. 記憶幻想 ~遠き日々のメドレー~
リビングメモリーのBGMからアレクサンドリアへつながるメドレー。自分の中で黄金といったらやっぱりこの曲だなと改めて認識。
プログラム内で黄金の曲のインパクトが薄いと思っていたけど、最後の最後にきっちり盛り上げてきて、構成が見事だった。
初めてリビングメモリーに入ったときから「このオーボエソロから始まる曲、オケコンで聞きたい」と思っていたので、コンサートで聞けて本当によかった。
全体的な感想

2022年のコンサートや去年のDistant Worldsに比べて、明らかにオーケストラの音の一体感が洗練されていて、思っていた以上に演奏がよかった。
会場がいいのか、音響がいいのか、席がいいのか(1階中央付近で国際フォーラムAでは一番いいエリア)。
あるいは最終公演だからなのか。理由は分からないけど今回はとにかく演奏が最高品質。
同行者も「東京フィルってこんなにすごかったっけ?」と驚いていたので、私の記憶違いではなさそう。
ただ、ホルンの音は今までで一番聞こえなかった。たぶん反響板が遠いのと、電気の力による調整デュナミスが足りなかったのかなと思う。
黄金のレガシーについてはいろいろと思うところがありつつも、FF14は長く続いてほしい。
素敵な時間をありがとうございました。
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