【アラン・ウェイク2】DLC「レイクハウス」ストーリーと『Control』とのつながり解説
『Alan Wake 2』のDLC「レイクハウス」の内容をまとめた。
事件の経緯やストーリーに加え、DLC単独では分かりにくい『Control』とのつながりについても書いている。
ゲーム本編、前作、『Control』のネタバレあり。
なぜコールドロンレイクにFBCの研究施設があるのか
ストーリーの背景について。
● FBC(連邦操作局)とは?
- アラン・ウェイクシリーズと同じ世界観を共有するゲーム『Control』の舞台となる組織
- アメリカの秘密政府機関で、超常現象の調査や封じ込めを専門に行う
- 本部はニューヨークにあるオールデスト・ハウス
- 本編でも登場するキラン・エステベスは、FBCのブライトフォールズ担当局員
● なぜFBCはコールドロンレイクにレイクハウスを作った?
- コールドロンレイクは闇の世界へと繋がるスレッショルド(異次元への扉)。周辺で作られた芸術作品(小説や詩、絵画など)の内容を現実に変える特殊な力を持っている
- FBCは、1970年代の出来事(ゼインやアンダーソン兄弟がいろいろ起こした件)や2010年のアラン・ウェイク失踪事件を「変貌世界事象(AWE)」として記録しており、継続的に監視を行うため2015年にコールドロンレイクの岸辺にレイクハウスを建設した
- FBCはコールドロンレイクの現実を改変する力を研究し、スレッショルドと人為的に接続する極秘実験を行おうとした
- コールドロンレイクの闇の存在を封じ込め、防衛するための手段を開発することも研究目的だった
レイクハウスで何が起きたのか
ゲーム開始前に何が起きていたのかについて。
● レイクハウスではどんな実験をしていたのか?
- レイクハウスの最大の目的は、意図的にコールドロンレイクの力を引き出すこと
- FBCの研究者でレイクハウスの共同責任者、ジュール・マーモントとダイアナ・マーモントは、強い感情が込められたアート作品を用いることで、コールドロンレイクのスレッショルドに接続できるのではないかと考えた
- 妻のダイアナは、アラン・ウェイクの執筆スタイルを模倣するAIタイプライターを開発し、文章によって現実を書き換えようとした。しかし、機械ではアランの持つ感情やニュアンスを完全に再現できなかったため、ダイアナは生きた人間(エド・ブッカーなど)を拉致して書かせていた
- 夫のジュールは、1作目に登場した画家ルドルフ・レーン(被験者P)を監禁し、絵画によってコールドロンレイクの力を引き出そうとした。レーンが絵を描くことを拒否したため、薬物投与で強引に描かせ続けた
● どのようにレイクハウスは崩壊したのか
- 閉鎖空間での異常な研究がマーモント夫妻の精神を蝕み、夫婦関係が冷え切り、互いの研究成果や予算を奪い合う権力闘争へ発展した
- 苦痛と憎悪の中で絵を描かされたレーンは、自らの血と肉体を使った究極の絵画を完成させ死亡する。ジュールがその絵画を利用して実験を強行しようとしたところ、夫の成功を妬んだダイアナが実験設備を破壊した
- これによってシステムが致命的な暴走を起こし、強引にこじ開けられたスレッショルドからコールドロンレイクの闇の存在が一気に施設内に流れ込んだ
- 施設内には絵画から抜け出した怪物が徘徊し、スタッフは全滅。マーモント夫妻も闇に支配され怪物となった
以上が、エステベスがレイクハウスに赴くまでの経緯となっている。
ゲームでは、エステベスがレイクハウスを調査し、レーンの絵画と対話し、被害拡大を防ぐためスレッショルドを閉じる部分をプレイする。
『Control』とのつながり
『Control』を未プレイだと分かりにくい要素について。
● キラン・エステベス捜査官
DLCの主人公となるエステベスは、『Control』のDLC「変貌世界の出来事」において、ブライトフォールズの監視担当として名前が言及されていた。
また、DLC「変貌世界の出来事」のエンディングでは、FBCにブライトフォールズから救難信号が送られている。
本編でエステベスがサーガに協力的だったのは、レイクハウスでの体験と、本部との連絡が途絶えていたことによる独自判断だと考えられる。
(「レイクハウス」の出来事は、本編のリターン3~4あたりで起きたこと)
● ブラックロック・ランチャーのブラックロック
エステベスがレイクハウスの怪物を倒すために使ったのはブラックロック・ランチャーという兵器だが、ブラックロックというのは『Control』に登場する特殊な鉱石で、FBCが超常現象や超常的な力を封じ込めるために使用している。
● オーシャンビュー・モーテル
『Control』では、施設内の照明の紐のスイッチ(ライトスイッチコード)を3回引くと、異次元の中継地点であるオーシャンビューモーテルに転送される現象が起きる。
● ディラン・フェイデン
オーシャンビューモーテルからパノプティコンに着いたエステベスは、とある人物と会話する。
この人物はディラン・フェイデンで、『Control』の主人公でFBC局長のジェシー・フェイデンの弟だ。
パノプティコンはFBC本部のオールデストハウスにある収容施設で、ディランは長年そこに隔離されていた。
ディランは「外で何かが変わろうとしている」「ジェシーに努力したと言ってくれ」と話すが、これは次回作『Control Resonant』をほのめかす内容となっている。
なお、エステベスが「4年前にFBCと連絡が途絶えた」と言っていたのは、『Control』でヒスの侵入によりオールデストハウスがロックダウンしていたため。
(ヒスは『Control』に登場する、自己増殖する異次元の敵対的な共鳴体)
ヒスをオールデストハウスから出さないためにジェシーが奮闘していたのが『Control』だったが、どうやら『Control Resonant』ではヒスが外に出てしまうらしい。
● キャスパー・ダーリング博士の関与
『Control』に登場するFBCの元研究主任キャスパー・ダーリング博士は、レイクハウスで行われていた実験に関与していた。
メールには、被験者P6(=ディラン)が描いた絵をマーモント夫妻に送り、それに対してコールドロンレイクの「影」(FBC内の闇の存在の呼称)がどのような反応を示すか実験するようにという指示が書かれている。
ダーリング博士は『Control』開始時点で行方不明になっていたが、『Alan Wake 2』の「最後の草稿」に追加されたテレビ映像で闇の世界にいることが示唆されている。
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