【Control Resonant】2周クリアしたので追加の感想あれこれ
NG+をクリアしたので、2周遊んでの感想をカジュアルめに書いていく。
ストーリーすべてのネタバレあり。
初回クリア時の感想:姉弟の謎や、エミリーとジェシーの関係などクリア後の感想・考察
子供はひとりだけ
オーディナリーの回想はやっぱり回想ではなくて、パターン化した時間軸で現在のディランが体験していることなのだと思われる。
アーティの言う「ここに来るのは2回目」は、過去のディランが2回アーティに会ったのではなく、過去と現在で2回目という意味だったんだろう。
で、フェイデン家の子供はひとり問題。
ディランが断層で「うちは3人家族だった」と言っていたほか、祖母からの手紙でも子供が1人だったことがほのめかされている。
そして、ディランとジェシーのお母さんも「子供はひとりだけ」って言ってるー!
(1周目で見逃したセリフ。ジェシーを追わずにわざわざ1階の両親の会話を聞こうなんて思わないじゃん)
お母さん、「私たちの子じゃない」とも言っているんだよね。
英語だと「They are not our child」らしい(Reddit情報)。ディランとジェシーのどちらが「私たちの子じゃない」のか特定できないようになっている。
NG+の最後に手に入るダーリング博士のビデオでは、オーディナリーの外にはジェシーとディランの記録はないと言っている。
もとはジェシー・ディラン・フェイデンというひとりの子供で、それがいつしか2人の子供になったのだとして。
単に別の子供が増えたという話なのか、あるいは2人とも元いた子供とは別人物なのか。
謎が深い。
フィールドオフィスのNPCたち
フィールドオフィスのNPCのセリフが、クエストの進行によって変わっていくのが本当に細かくて好き。
小部隊
なにげに印象に残るのがファストトラベルドアの近くにいる小部隊。
最初のころはレンジャーの人数も多くて、上官も「休みなんてないと思え」みたいな鬼軍曹だったのに、ヘドロン・リンクが現れたころにはすっかり様相が変わっていた。
8人いたレンジャーが3人に。
FBCのレンジャーの生存率の低さよ……。
上官は「休めるときに休め」とやさしくなっていた。
ラングストンの護衛
フィールドパノプティコンのラングストンの護衛2人。
ラングストンの近くで「なんか急に寒くなってきた」とか「俺たちは視えるんだ」とか「家具なんてすり抜けちゃうからいらないでしょ」とか、いろんなバリエーションのセリフでラングストンをいじりたおしている。
こいつらは何をしていたのかって、ラングストンを幽霊扱いしてからかっていたわけだ。
クリア後、彼らはパノプティコンから転属になる。
「FBCで一番ラクな任務だったのに」と、ひどく落胆していた。
同じ職場でも、実戦部隊とはギャップが大きいんだなとしみじみ感じた。
レンジャー・ルボネカ
1周目はFBCタスク完全スルーで、存在を認知したのがクリア後だったレンジャー・ルボネカ。
オールデスト・ハウスのロックダウン前はアリッシと週1でボクシングに通う仲だっただけあって、アリッシについて詳しいしアリッシのことをよく理解している。
アリッシが共鳴体になったことは知らないみたいだったので秘匿を完全無視して教えると、ショックを受けつつも「あんなにいろいろあったのに最後まで運が悪いやつだな」と、最後までアリッシのことを気遣っていた。
一方で、ロックダウン組とそうじゃない人のあいだには外野には理解しづらい溝があり、以前のような関係には戻れないんだろうなというのを示唆する人物でもあった。
アリッシとレンジャーたち
アンノウンの共鳴体の現場にいたレンジャーたちは、アリッシがメンテナンスセクターの警備員だったころからの付き合いだったらしい。
このレンジャーたち、即死オンにして共同局長を瞬殺すれば助かるんだろうかと、淡い期待で試してみたけど……
共同局長を倒した瞬間、全員もれなく肉片が吹き飛んだ。
洗脳前の人もダメかー。
過酷なロックダウンを生き延びた仲間で、アリッシも彼らのことを気にかけていて、ディランに「あいつらのことは頼んだ」って言っていたのに、アリッシ本人がその大事な仲間を皆殺しにしちゃうんだよ。
なんちゅー悲劇だよ。
ディランとアリッシが特大の悲劇の引き金を引くという経験を共有し、最終的に互いに深い共通点を見出すところは、このゲームで一番印象に残る要素だった。
これがメインストーリーに入っていないのがある意味すごい。
話は変わるけど、当初あんなに嫌悪感むき出しだったアリッシに「家族はいるのか?」と聞けるディランは胆力があるね。
両親はいないけど祖父母や仲のよかったいとことその子供たちはいた、でもロックダウンで縁が切れたという回答だった。
(話しかけるたびに「お前の姉はどうしてFBCを見捨てた?」と認知症のように同じことを聞いてくるのはバグなのかパターン化の症状なのか)
アンダーヒル博士もそうだったけど、ロックダウンでいきなり身内と音信不通になってそれが7年間続いているのは異常で絶望的で、オールデスト・ハウスにいた人たちは本当によくやってると思った。
その他もろもろ
アーティストの共鳴体は日本人
ダウンタウンの共鳴体のアーティストは、もとはカシア・ノムラという日本人だった。
1998年神戸生まれで、東京藝術大学で彫刻を学んだと書かれている。
前作でも小島秀夫監督が声を担当したトクイ・ヨシミ博士がいたし、Controlには2作連続で日本人が登場したことになる。
FBC TERMINALに全部答えた
本作の謎要素のひとつ、FBC TERMINAL。
6台のPCで質問に答えると、中の人がコメントする。
どうやらFBCの現状に懸念を抱いていろいろ質問してきたようだが、現在直面している脅威が内部要因ではなく外部要因だと分かって少し安心している模様。
中の人の正体は不明で、海外サイトでもいくつか候補が挙がっているが、個人的に推すのはノースモーア局長説。
どうやってネットワークに繋がったのかとかは不明だけど、局の機密を把握できて局の先行きに関心がある立場だと考えるとアリでは。
(ノースモーア局長は生きたままNSC発電所に収容され、オールデスト・ハウス全体に電力を供給している。NSC=Northmoor Sarcophagus Container=ノースモーア石棺コンテナ)
ボードについての所感
「メンテナンス手順」でディランとボードがカートゥーンアニメにされるのがとても好き。
セントラル・エグゼクティブの逆ピラミッドが消え、本作で逆ピラミッド姿のボードが見られる貴重な機会。
ジェシーとはギスギスしていたボードだけど、ディランとはいい感じに見える。
狭間で3分くらい放置するとボードが歌い出す(?)し、だんだん愛おしくさえなってきたが、何を考えているか分からんので油断してはいけないような気もする。
